コンタクトレンズによる矯正と治療
コンタクトレンズは大きく角膜より小さく硬いハードコンタクトレンズと、角膜より大きく柔らかいソフトコンタクトレンズに分類されます。
●ハードレンズ
ハードレンズは酸素透過性のRGPというレンズが現在の主流です。
角膜とレンズの隙間で交換される涙を介し、角膜に酸素を送ります。ケアをしながらの長期使用が可能で1枚の寿命は大体2年位です。
レンズの役割を担う角膜の上に硬いレンズが乗るので、角膜の形に由来する角膜乱視の矯正に適します。ドライアイの方にも優しく眼のトラブルも起こりにくいのが特徴です。
●ソフトレンズ
レンズに吸収された水分から角膜に酸素を届けるハイドロゲル素材のタイプと、素材自体が酸素を通すシリコンハイドロゲル素材のタイプがあります。ソフトレンズはケアをしながら1~2年使える長期使用タイプ、1カ月・2週間毎に交換して利用するタイプ、1dayタイプ、1週間以内連続で装用する連続装用タイプなど様々なタイプのレンズがあります。
●トーリックレンズ
乱視の強い方用で、レンズが回転しないよう瞼で挟み込める設計になっているダブルスラブオフ、下方を重く設計されたプリズムバラストの2タイプがあり、タイプもコンベンショナルから1dayや2week等豊富にあります。処方にはしっかりとしたフィッティングが必要不可欠です。
●遠近両用レンズ
1枚のレンズに遠用度数と近用度数を組み込んだレンズです。レンズの構造により交代視型,同時視型とバイフォーカル(2重焦点),マルチフォーカル(多焦点)という分け方が出来ます。
●交代視タイプ
視線を変える事によりレンズの遠用部や近用部を使い分けて近く、遠くを見ます。ハードレンズはほとんどがこのタイプです。
●同時視タイプ
眼の中では遠くにも近くにも同時にピントが合っています。どちらを見るかは頭が切り替えます。ソフトレンズは全てこのタイプです。
●バイフォーカル(BF)
レンズの中には遠く用と近く用の2種類の度数がありハッキリ分かれています。中心部、周辺部どちらに遠用、近用が配置されているかはレンズにより異なります。
●マルチフォーカル(MF)
レンズの中心から周辺部に向かって徐々に度数が変化しているタイプ。このタイプも中心部、周辺部どちらに遠用、近用が配置されているかはレンズにより異なります。
| メーカー |
ソフトレンズ(レンズ名) |
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| ボシュロム |
メダリストプレミアマルチフォーカル |
同時視 |
MF |
2週間使い捨て |
| チバビジョン |
エアオプティクス遠近両用 |
同時視 |
MF |
2週間使い捨て |
| ロート |
iQ14バイフォーカル |
同時視 |
BF |
2週間使い捨て |
| ボシュロム |
メダリストマルチフォーカル |
同時視 |
MF |
2週間使い捨て |
| ジョンソンエンドジョンソン |
2ウィークアキュビュー
バイフォーカル |
同時視 |
BF |
2週間使い捨て |
| チバビジョン |
デイリーズプログレッシブ |
同時視 |
MF |
1日使い捨て |
| メニコン |
メニフォーカルS |
同時視 |
BF |
通常ソフト |
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| メーカー |
通常タイプハード(レンズ名) |
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| 東レ |
プレリーナ |
交代視 |
MF |
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| 旭化成 |
クリアライフ |
交代視 |
BF |
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| 旭化成 |
クリアライフプルミエ |
交代視 |
BF |
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| シード |
マルチフォーカルO2 |
同時視 |
MF |
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| メニコン |
メニフォーカルZ |
交代視 |
BF |
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| HOYA |
マルチビューEX |
交代視 |
MF |
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使用期間、1日の装用時間を守って、ケアの必要な1day以外のレンズはケアをしっかり行ってください。角膜潰瘍や点状表層角膜、角膜新生血管や巨大乳頭結膜炎などに繋がる可能性があります。
コンタクトレンズのケースもきちんと洗い、3カ月に一度は交換しください。洗わずにいると真菌や細菌、アカントアメーバによる感染症の原因になる可能性があります。
また、1dayタイプのレンズは使い捨てなのでケアが不要です。災害時にはレンズのケアが難しくなりますので、普段は他のタイプのレンズをご利用でも、万一の時に備えて1dayタイプのレンズもお持ち頂く事をお勧めします。
上記の矯正以外にもコンタクトレンズは医師の判断の基、角膜上皮の保護、痛みの軽減のために装用するものや、無虹彩症の方整容ための虹彩付きレンズ等もあります。円錐角膜の方は症状に応じ医師の判断に従いハードレンズや特注の乱視用レンズ、1dayソフトレンズの上にハードレンズを重ねるピギーバック法で矯正を行うことがあります。
初期段階(裸眼で0.6程度)の症例では眼鏡、中等度(裸眼で0.02程度)までの症例では、ハードコンタクトレンズを使えば、視力が矯正できます。また、ハードコンタクトレンズで不快感を感じる方は、ピギーバック(Piggy
Back)を試みるのもいいでしょう。コンタクトレンズで視力が出なくなると、手術が必要になります。また、コンタクトレンズで違和感の続く人も手術の適用になります。手術としては、角膜全層を入れ換える全層角膜移植術を行います。
◎円錐角膜用コンタクトレンズ
円錐角膜が進行すると突出した円錐状の部分と平坦な角膜周辺部との角膜曲率(カーブ)の差が大きくなり通 常のHCLでは異物感やHCLのずれなどで装用ができない場合が多くなります。そのため特殊HCLの装用が有効となります。
| メーカー名 |
レンズ名(ハード) |
| メニコン |
メニコン Z-E1(ハード) |
| アイミー |
サプリーム円錐角膜用 |
※処方に関する注意点
処方には多くのトライアルレンズの中からその患者さんにあったレンズを選ぶには高い処方技術(特にフィッティングを判断する技術)が必要です。レンズのフィッティング選択は円錐角膜の不整度や瞼の条件などによって変わります。
コンタクトレンズが眼に合っているか、調整が必要となる為、処方にはお時間がかかります。
※ピギーバック(Piggy Back)とは・・・
コンタクトレンズによる視力矯正方法の一つ。眼に過形成がある場合などにソフトコンタクトレンズの上からハードコンタクトレンズを覆うようにかぶせて2枚のレンズで視力を矯正する。
ハードコンタクトレンズによる円錐頂点部でのこすれが解消され、角膜上皮障害が抑制されます。ハードコンタクトレンズ特有の異物感も軽減します。その反面、コスト・手間の増大、レンズへの蛋白付着・汚染の増加、角膜浮腫、角膜新生血管等の頻度増大などの問題点があります。
上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受信の上、医師に相談してください。
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| 院長 |
西岡 倫子(日本眼科学会認定眼科専門医・医学博士) |
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| 所属学会 |
日本眼科学会会員、日本眼科医会会員 |
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| 経歴 |
平成10年 三重大学医学部卒
平成15年 東京医科歯科大院卒
平成15年 流山総合病院 眼科 勤務
平成17年 新宿東口眼科医院 院長 就任
現在に至る |
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| 常勤医師 |
野間 謙晴 (日本眼科学会認定 眼科専門医) |
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| 所属学会 |
日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本緑内障学会、日本神経眼科学会 |
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| 経歴 |
平成10年 岡山大学医学部 卒
平成11年 広島市立三次中央病院勤務
平成13年 広島鉄道病院勤務
平成14年 中国労災病院勤務
平成15年 広島大学医学部附属病院勤務
平成16年 広島市立三次中央病院勤務
平成18年 福島生協病院勤務
平成20年9月~ 新宿東口眼科医院
現在に至る
主な研究発表
「ベタキソロールの緑内障性視野障害進行に対する効果」
「緑内障眼における2種類の光干渉断層計(OCT)による網膜神経線維層厚」など |
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視能訓練士(常勤)2名、(非常勤)1名、看護師非常勤2名
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新宿区新宿3-25-1 新宿富士ビル5階
新宿東口眼科医院 |
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| 診察時間 |

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日曜・祝日 18:00 |
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