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242:バセドウ病について

こんにちは。新宿東口眼科医院です。だいぶ夏らしくなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。さて、今回のテーマは「バセドウ病について」です。

バセドウ病とは
バセドウ病は、甲状腺ホルモンが過剰に作られる病気で、甲状腺機能亢進症を起こす代表的な病気です。19世紀にバセドウというドイツの医師が発表したので、その名で呼ばれています。
男女の比率は男性1人に対して女性4人ほどです。甲状腺の病気全体の男女比は、男性1対女性9の割合なので、甲状腺の病気の中では、比較的男性の比率が高い病気になります。

バセドウ病の全身の症状
甲状腺機能異常があると、全身にさまざまな症状が現れます。

まず新陳代謝が活発になります。
具体的な症状は
・常にジョギングしているような状態になり、脈拍が速くなる。
・汗が多くなる。
・暑がりで疲れやすくなる。
・微熱がある。
・いらいらする。
・不眠がある。
・食欲が増す。
・体重が減少する。
・顔つきや目つきがきつくなる。
・眼球突出がある。
などがあります。

また、甲状腺腫とは甲状腺が腫れていることで、甲状腺の腫れにより首が太くなりますが、自分では気付きにくい事が多いです。

バセドウ病の眼の症状

詳しい症状には以下のものがあります。
・眼瞼後退
甲状腺ホルモンが平滑筋を刺激してまぶたを上下する筋肉が収縮するために起こる現象です。特に上瞼の筋肉が収縮しやすくまぶたが吊り上ったようになります。この症状が強いと眼球突出と間違われることがあります。
・眼球突出
眼球を動かす外眼筋とその周囲の眼窩脂肪に炎症が起こり、炎症による腫れのためにその体積が増え、眼窩内の圧力が高くなり、眼球が前へ押し出されることによって起こります。

バセドウ病のコントロールはできても目の症状をおさえられない理由は眼窩組織の炎症が
甲状腺ホルモンの量とは関係なく、バセドウ病の発病原因である自己抗体の影響が大きい
ためと考えられます。

その他の症状について
・瞼の腫れ
・さかさまつげ
・充血
・ドライアイ
・視力低下
・視野欠損
・眼精疲労
等があります。

バセドウ病の目の検査
眼球運動、ドライアイの検査、涙液の分泌量の検査、視力や視野・眼圧の検査があります。

バセドウ病の目の治療
眼窩組織の炎症を抑える治療には以下のものがあります。
・ステロイドの点眼・内服により炎症反応や自己抗体反応を抑えます。
・眼窩組織に向けて少量の放射線を当ててリンパ球を破壊し、炎症を鎮めます。
・眼窩を構成している骨の一部を削り取り、スペースを拡大することで内圧を下げる眼窩減圧手術があります。

眼に対する特別な治療を必要とする人はバセドウ病の患者様全体の約3~5 %程度と推測されています。

●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。


診療時間

新宿東口眼科医院は、年末年始を除き年中無休で診察しております。
休日(土曜/日曜/祝日)も診療している一般眼科です。
月~金 日・祝
11:30-13:45
15:00-19:30
=11:00-13:45/=15:00-19:00
=11:00-18:00(昼休みなし)
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住所 東京都新宿区新宿3-25-1 ヒューリック新宿ビル9階
最寄り駅 JR新宿駅東口 徒歩1分
丸の内線新宿駅B11出口
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