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435. プリズム眼鏡とは

こんにちは、新宿東口眼科医院です。
穏やかで過ごしやすい季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回のテーマは「プリズム眼鏡とは」です。

【プリズム眼鏡とは】
光を屈折させることにより、像を一定の方向にずらすことができる眼鏡です。
目のズレによる見え方を、光学的に矯正する働きを持っています。
ですので、プリズム眼鏡は、斜視・斜位による複視や眼精疲労を軽減させたい方に
処方します。また、斜視・斜位の子供に対しては、立体的に物を見る力を育てる
目的で処方されることもあります。

プリズム眼鏡をかけるメリットは、見た目の眼の位置を解決できる、複視や眼精疲労を軽減すことが出来るなどあります。
また、日常生活における見え方の質が良くなることが期待できます。


斜視(目のズレ)の程度によっては、眼科でプリズムを入れられる範囲を超えている場合、フレネル膜というレンズを眼鏡の上に貼って、対応することになります。
当院では、フレネル膜の処方は行っておりませんので、大学病院などに、ご紹介させていただきます。

プリズム眼鏡の処方にあたっては、斜視角の測定、必要なプリズム度数を決定する検査
などが必要になるため、お悩みの場合は一度眼科にて検査を行いますので、ご相談下さい。

●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。


436.二重整形は目に悪いのか


こんにちは、新宿東口眼科医院です。
本格的に暑くなってまいりましたがみなさまいかかがお過ごしでしょうか。
今回のメルマガでは「二重の美容整形は目に悪いのか」についてお話します。

≪二重整形とは≫

現在日本で行われている一般的な二重整形には埋没法と切開法があります。埋没法はまぶたに細い糸を埋め込んで二重を作り、切開法はまぶたを切開したそのラインで二重を作ります。費用は簡単なものだと1万円代から、本格的なものだと数十万円ほどです。





≪二重整形の危険≫

その1 まぶたの裏から糸が出ることによる眼疾患(主に埋没法)
まぶたの裏側から埋め込んだ糸が出てくる可能性があります。異物感や痛みを感じることがあり、目の表面を傷つけてしまう場合があります。角膜に傷がついたり結膜に炎症が起きる危険性があります。

その2 感染によってまぶたが腫れる
糸を入れた部分から感染することで、まぶたが赤く腫れてしまうことがあります。まぶたの炎症を引き起こします。

その3 目の疲れがひどくなる、目の開きが重くなる(主に埋没法)
目をあける筋肉に糸がかかるので目の疲れを感じることや開きが重くなることもあります。目の疲れから肩こりや頭痛を引き起こす可能性もあります。

以上の要因により起こる可能性のある病気
角膜炎、結膜炎、眼精疲労、眼瞼炎 など


≪眼瞼下垂手術との違いは?≫

二重整形と似たように思われがちですが、眼科で行う眼瞼下垂手術は別物です。眼瞼下垂症とは老化などが原因でまぶたの筋肉が弱くなり、眼が開きにくくなる病気のことです。まぶたを持ち上げる筋肉のことを眼瞼挙筋といい、この筋肉を縫って縮めることでまぶたの開く力を強化して目の縦幅を広げます。これが眼瞼下垂手術です。





二重整形をしたあとに、目に違和感を感じる場合や痛み腫れ等がある場合ははやめの眼科受診をおすすめします。少しでも気になることがあればお気軽にご相談ください。


●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。


437.あくびで涙が出るのはなぜ?


こんにちは、新宿東口眼科医院です。
うっとうしい梅雨の季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今週のテーマは【あくびで涙がでるのはなぜ?】です。

涙は目じりにある涙腺(るいせん)という所で作られます。
まばたきをすると涙腺から目へと涙が押し出され、目を常時潤してくれています。
だとすると、あくびをしたら目から涙があふれてしまいます。
でも通常溢れてくることはありません。
涙は目頭に集まり、そこには鼻涙管(鼻に抜ける小さな穴)があります。
涙が増えると鼻に流れていくので、鼻水が増えます。

では、なぜあくびをするとなみだがでるのでしょう?

あくびをするときは、大きく口を開けて目を閉じたり細めたり顔全体の筋肉を使います。
あくびをすると、顔全体の筋肉が連動して動き筋肉が普段以上に動くことになります。
そうすると涙が溜まった涙腺を、筋肉が刺激します。
そこで、あくびをすると涙が出てくるという訳です。



●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。


438.糖尿病に関係する眼の病気


こんにちは、新宿東口眼科医院です。

穏やかで過ごしやすい季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

今回のテーマは「糖尿病に関係する眼の病気」です。

 

【糖尿病とは】

糖尿病とは体内でインスリンを作れなくなったり、体内で作られたインスリンをうまく使え  なくなったりする代謝異常の総称です。

糖尿病にかかると血液に糖分を多く含み、粘性が高くなるため、毛細血管をつまらせて血管壁 に負担をかけます。

自覚症状に乏しく、重篤な合併症を引き起こす特徴があります。

神経症、腎症そして網膜症が代表的な合併症ですが、その他にも心筋梗塞、脳梗塞、狭心症等があります。

 

 

【糖尿病による眼の病気】

 

 

糖尿病網膜症

網膜(図の赤い丸)の状態などから進行の段階が3つに分けられます。

・単純網膜症(第1段階)は、網膜の毛細血管がもろくなり、毛細血管瘤、あるいは点状出血が認められます。

・前増殖網膜症(第2段階)は、血管が詰まることでできる軟性白斑や、血管が詰まり、酸素欠乏になった部分がみられます。

・増殖網膜症(第3段階)は、前増殖網膜症から進行した状態です。虚血部分に酸素や栄養分を送ろうと、新生血管が伸びてくる段階です。

新生血管は大変弱く硝子体出血が引き起こされます。 場合によっては、失明に至ることがあります。

 

 

 

◎糖尿病黄斑症

糖尿病によって黄斑という網膜の中でもものを見るのに重要な部分に浮腫(むくみ)が起きるという症状です。視力の低下の原因を招いたりします。また出血やこの黄斑浮腫によって黄斑部が障害されてしまうと顕著な視力障害が起きてしまいます。

 

◎虹彩ルベオーシス

糖尿病網膜症の末期になると、網膜血管の全体的な血流の不足によって眼の全体の栄養や酸素などが不足してしまい新生血管が網膜だけではなく、瞳孔や虹彩(図の黄色い丸)、眼圧と大きな関わりのある隅角などにも生えてきます。これが虹彩ルベオーシスです。

また、これによって新生血管緑内障を発症し、眼圧上昇による角膜浮腫および視神経萎縮やルベオーシスからの出血などによって、視力障害をきたしてしまいます。

 

糖尿病白内障

糖尿病の方に白内障が生じることがあり、若年性のものでは両側性に進行するものもあります。高齢者の方の場合は原因が加齢性のものか糖尿病性のものとの区別が困難となります。

白内障は眼の中の水晶体という透明なレンズの部分(図の青い丸)が白く濁ってしまうという病気です。ものが霞んでみえたり、眩しさを明るい所で感じたりするようになります。また、進行していくと視力が落ちていきますが、手術で水晶体を取り除き、人工の眼内レンズを入れることで治療可能です。

 

 

気になる症状、目の調子が悪いなどありましたら眼科の受診をしましょう。

 

●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。

●無断での記事転載はご遠慮ください。

●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。



439.視界に黒い虫がみえたら?


こんにちは新宿東口眼科医院です。

今週のテーマは
「視界に黒い虫がみえたら?」です。

「視界の端に蚊が飛んでいるように見える」「常に黒いものが見えている」というのは、いわゆる「飛蚊症」と呼ばれる症状です。

◎ 飛蚊症とは
視界に黒い点や蚊のようなものが浮かび、目を動かしてもついてくるのが飛蚊症の症状です。見え方は人によっても異なり、糸くずや蛙の卵のように見えるという人もいます。このような症状が現れる飛蚊症は、老化などの生理的現象によるものと、眼の病気によって起こるものとに分けられます。


◎ どうして飛蚊症になるのか
生理的な飛蚊症の多くは、目の老化によって透明な硝子体が濁ることによるものです。老化が進むと、硝子体は縮んでしまい、網膜から剥がれてしまいます。この症状を「後部硝子体剥離」と呼びます。後部硝子体剥離は50代以上に多く発症しますが、稀に、生活習慣の乱れなどにより20代で起こる場合もあります。飛蚊症を自覚し始めたら、後部硝子体剥離かどうか、その合併症があるかどうか、その他問題となる疾患があるかどうかを調べるため、診察が必要です。


飛蚊症が病的な場合は、ひどくならないうちに治療を行う必要があります。
硝子体が網膜から剥がれる際に、網膜の表面にある血管が破れ、出血し、飛蚊症が起こります。黒い点のほか、暗い場所で光が見えたり、急に視力が落ちた、目がかすむなどの症状が見られたら、病気の初期症状として飛蚊症を発症していることが考えられます。
最も危険性が高いのが網膜剥離です。網膜剥離は、眼球の内側にある網膜が剥がれて視力が低下する病気で、放置すると失明する危険がある恐ろしい病気です。この網膜剥離の前兆として、飛蚊症が現れることがあります。症状を自覚したら、早めに眼科を受診しましょう。



●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。


440.ステロイドの目薬ってどういうもの?


こんにちは、新宿東口眼科医院です。
梅雨明けを待たれる頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回のテーマは「ステロイドの目薬ってどういうもの?」です。

ステロイドとは
 ステロイドというのは、副腎皮質ホルモンと呼ばれているもので、私たちの体の中でも日々作られています。副腎という臓器の皮質で作られたホルモンの、糖質コルチコイドを合成したものがステロイド剤と呼ばれます。


ステロイドの効果
ステロイドには炎症を鎮める効果や免疫抑制作用、アレルギーを抑えるといった効果があり、眼科でも万能薬として使われています。結膜炎、強膜炎、ぶどう膜炎などにはこの薬が使われることが多いです。
アレルギーには始めは非ステロイドの薬を使うこともあるかもしれませんが、かゆみを取り除く速攻性のあるものといえば、やはりステロイドに勝るものはありません。

ステロイドの副作用
 眼科で最も気にしなければならないものが、眼圧の上昇作用です。ステロイドにも弱いもの、強いものと種類がありますが、強いステロイドほど眼圧も上昇しやすくなります。
ただし、眼圧の上昇は生まれつきの体質も大きく関わり、弱いステロイドでも眼圧の上がってしまう人はいます。眼圧が上がっているのに気づかず、長期間使用するとステロイド緑内障になるリスクが高まります。
そのため、定期的に眼圧を確認する必要があります。
その他の重大な副作用として水晶体白濁があげられます。ステロイド白内障と言われ、長期間大量にステロイド剤を使用していると、なることがあります。
その理由について詳しいことはまだわかっていませんが、目の周りの組織は薄くステロイドが吸収されやすいため、という説があります。
また、免疫抑制作用がありますので、ウィルスや菌などが原因の病気にかかりやすくなったり、治りにくくなったりします。
ステロイドの副作用も個人差がありますので、すべての人に必ず現れるわけではありません。ただし、大丈夫だからと長期間連用するのは避けるべきです。医師と相談しながら使用してください。


ステロイドの種類
ステロイドの薬にもいくつか種類がありますので、代表的なものをご紹介します。

プレドニゾロン

 

合成副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)で、抗炎症作用、抗アレルギー作用、免疫抑制作用のほか、広範囲にわたる代謝作用があります。通常、内科・小児科、外科など各科のさまざまな病気の治療に用いられます。ただし、病気の原因そのものを治す薬ではありません。



・点眼薬

フルメトロン

合成副腎皮質ホルモン(ステロイド)製剤で、抗炎症作用や抗アレルギー作用をもち、目のいろいろな炎症を抑えます。通常、眼瞼炎、結膜炎、角膜炎などの目の炎症の治療に用います。


リンデロン

合成副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)で、炎症による目、耳、鼻のかゆみ、赤み、はれなどの症状を改善します。通常、眼科領域では眼瞼炎、結膜炎などの炎症性疾患、耳鼻科領域では外耳炎、中耳炎、アレルギー性鼻炎などの炎症性・アレルギー性疾患の治療に用いられます。


処方された薬に関して詳しく知りたい方はこちら



ステロイドは、必要以上に恐れたり、いい加減に使わなければ、とても有用な薬です。
使用するときは、医師の指示を必ず守るようにしてください。

●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※ すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。



441.赤ちゃんと大人の目の見え方って違うの?


こんにちは。池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
今回のテーマは「赤ちゃんと大人の目の見え方って違うの?」です。

実は、子供の視力や視野は大人とは全く違います。
赤ちゃんの目は産まれた時点で「器官」としてはほぼ完成していますが、視力などの「機能」は成長とともに発達します。

新生児のときは、目がほとんど見えていません。光を感じることはできますが、両目の協調性がなく、左右の目を上手に連動させることができません。


3か月頃になると、視力は0.01~0.02くらいになり、動くものを目で追う「追視」ができるようになります。物の色も輪郭も全体がぼんやりしている段階ですが、人間の顔とそれ以外の形が区別できるようになります。


6か月頃には、首がすわり視野が広がり始めます。視力は0.04~0.08くらいになり、ものの輪郭がうっすら見える状態となります。両目の協調性が完成し、左右の目が1つのものを追うようになります。


1歳~3歳頃になると、奥行きや高さの認識、物の立体感距離感を感じられるようになり、ものの形の区別ができ始めます。より細かいものを見分けることができるようになります。
視力はおおよそ0.2から0.6くらいになります。
視界が大人に近くなり、丸・三角・四角などの、形の区別も分かるようになって、半数以上の子供が3歳の頃には1.0の視力(大人並の視力)を持つようになります。
年齢とともに1.0程の視力を持つ子供の割合は増えていき、6歳頃には、ほとんどの子供の視力が大人並みになります。




赤ちゃんや子供と大人の見え方の違いとして大きいのは、視野です。
大人並の視力が出始める6歳くらいの子供も、平均的な視野は左右(水平)で90度程度、上下(垂直)で70度程度とされています。
大人の平均的な視野が水平で150度程度、垂直で120度程度とされていることを考えると、子供の視野がとても狭いことが分かります。

子供は転びやすかったり、ものにぶつかったりすることがありますが、視野の狭さはその理由の1つとして考えられます。

大人の感覚で「たぶん見えてるだろう」と思っても、子供自身は見えていない可能性も十分にあります。幼児は『視野が狭い』『視力が低い』という認識を持つと良いかと思います。


●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談してください。
●一般の方向けですので医学用語が必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先させてください。


442. アイメイクとコンタクトレンズ



こんにちは、新宿東口眼科医院です。

今回のテーマは「アイメイクとコンタクトレンズ」です。
まず、アイメイクの前にコンタクトを装用しましょう。
コンタクトを装用する前にアイメイクをしてしまうと、アイシャドウやマスカラなどの化粧の粉が付着しやすくなり、コンタクトの汚れの原因になります。

そして、まぶたの際にアイラインやアイシャドーを塗る化粧法がドライアイなどの病気を引き起こす可能性が高いことが日本コンタクトレンズ学会で発表されました。
まぶたのふちには目を保護する油を出す分泌腺があり、この腺が化粧でふさがれることにより、涙の層が部分的にはげたり、涙の厚さが不均一になり目のかすみや痛みを生じるドライアイの状態になりやすくなることがわかりました。
また、粘膜の部分に化粧を繰り返した結果、皮膚炎やまつ毛の脱毛などを起こした例もありました。

このように、コンタクトレンズを装用する際は手をしっかりと洗い、清潔な状態で行うともに、瞼の内側へのアイメイクは控えるように気をつけましょう。



また注意すべき点としては、
・アイメイクが目に入った時は擦らずに、レンズを外し洗浄しましょう
・パウダー系のアイシャドウを使う際は、余分な粉を落とし、目の中に入らないようにしましょう
・マスカラを使う際は根元にマスカラをつけないように気をつけましょう
・化粧を落とす際は、コンタクトを外した状態で行いましょう

アイメイクをする方は、以上の点を注意してコンタクトレンズを正しくご利用ください。


443. 正常眼圧緑内障



こんにちは。池袋サンシャイン通り眼科診療所です。

だんだん暑くなってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今週のテーマは「正常眼圧緑内障」です。

 

緑内障とは

 

緑内障とは何らかの原因で視神経が障害され、視野(見える範囲)が狭くなる病気で、中高年、特に強度近視であると発症のリスクが高まります。また、日本における失明原因第1位の病気でもあります。以前は眼圧が高くなることが原因とされていましたが、現在では眼圧が正常値(10~21mmHg)でも発症することが分かっています。さらに、緑内障の中でも約7割が眼圧が正常値であるにもかかわらず発症するタイプで、特に日本人に多いことが判明しています。これを正常眼圧緑内障と呼んでいます。

眼圧が正常にもかかわらず、発生するのは視神経が圧に弱いことや血液循環が悪いことが原因だと考えられています。

 

症状

 

主な症状は視野欠損ですが、初期~中期ではほぼ無自覚です。
初期には視力・眼圧は正常で、自覚症状が出にくい疾患です。気がついたときには進行が進み、末期の状態であったということも少なくありません。初期の視野欠損が生じても、欠損が生じていない目で欠けた部分を補ってしまうため、気がつくことはほとんどなく、自覚症状によって緑内障を早期発見することは難しいでしょう。自覚症状がでてくる頃には、視野の中心部まで視野欠損が進行している状態(末期)になっていることがほとんどです。

緑内障の判定方法

 

来院されたら、視力検査、眼圧検査、視野検査、眼底検査(眼底カメラによる検査、OCTによる検査)が当院では行われます。

それらの結果をみて、総合的に診断をすることになります。

眼圧が正常であっても、視神経乳頭陥凹拡大、神経線維欠損と言った眼底の変化があること、そして、緑内障特有の視野の変化が見られることなどが判断材料となります。

 

緑内障の治療

 

 緑内障の治療で最も重要なことは、眼圧を下げることです。眼圧を下げ、これ以上視神経が障害されないようにすることで、進行を防止したり遅らせたりすることができます。

治療の目的はあくまでも、進行を止める、または遅らせることであり、回復を目指すものではありません。一度障害された神経は元に戻らないからです。

 治療方法は、薬物療法、レーザー、手術がありますが、多くの緑内障の基本は薬物療法となります。一種類の薬物で効果がない時には、複数の目薬を組み合わせて治療を行います。薬の種類は現在では10種類以上あり、房水の排出を促す物、房水の産生を阻害するもの等多岐に渡ります。治療の目的は病状の維持ですので、効果がないと感じても、やめずに長期的に続けていくことが大切です。

レーザー治療では、虹彩に穴を開ける方法、繊維柱帯(房水の排出路)に照射する方法があります。いずれも房水を排出しやすくすることで眼圧を下げることを狙いとしています。

手術は、薬物、レーザーの効果が得られなかった時に行われます。手術でも、房水を排出しやすくし、眼圧を下げることが目的です。

 

緑内障は進行すると元には戻りません。早期発見、早期治療が大切になりますので、40歳を過ぎたら眼科で定期検査を受けるようにすることをおすすめします。

 

上記は一般的な説明です。
症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。


444. 連続装用コンタクトレンズについて



皆様いかがお過ごしでしょうか。新宿東口眼科医院です。

今回のテーマは「連続装用コンタクトレンズについて」です。

 

連続装用について

終日装用は、起きている時にレンズをつけ、眠る前にレンズを外す装用方法。

連続装用は、レンズを装用したまま眠ることができる装用方法です。

連続装用は眼科医の検査を受けた上で、その許可のもと初めて可能となります。

涙の量、アレルギー体質などが原因で連続装用ができない方もいます。

 

適用の方

お仕事上夜勤がある

仮眠をすることがある

 

<装用サイクルの例>

例えば、「月曜日の朝レンズをつけて日曜日の夜までコンタクトレンズをつけたまま生活。

あるいは「月曜日から水曜日までの3日間は終日装用で、木曜日から3日間の連続装用(就寝中もレンズを装用)」などのように、あなたの生活スタイルや目の状態に合わせた自由な日数の組み合わせで、安全で快適なコンタクトレンズ生活が可能なレンズもあります。

 

さらに最長1ヵ月の連続装用が承認されたレンズもあります。

今回は、連続装用可能なコンタクトについてご紹介しました。

目の状態に個人差があるように、装用時間にも個人差がありますので、必ず眼科医の指示に従ってください。また、特に異常を感じなくても、定期的に眼科で検査することも重要です。




445. 近視の人は老眼にならない?


こんにちは、新宿東口眼科医院です。

梅雨が明け、暑さも本番の季節ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。

外は暑いので涼しい室内で読書をしたり、パソコンやスマホを使ったりする時間が長くなるかもしれませんね。

今回のテーマは「近視の人は老眼にならない?」です。

 

老眼とは

 

 老眼とは若い頃にはあったピント合わせの力(調節力)が年齢と共に失われ、近くにピントを合わせることができなくなることを言います。自覚症状として、近くが見えにくく、本を手元から離さないとよく見えなかったり、近くから遠くへ、遠くから近くへといった距離の違うものを見た時に、ピントを合わせるのに時間がかかるといった症状があります。

 なぜ老眼が起こるのかというと、目の中の水晶体という組織が関係しています。水晶体はカメラのレンズと同じ役割を担っています。様々な距離のものを見る為に水晶体の厚みを変え、常にピント合わせを行っています。しかし、年齢とともに水晶体は硬くなり、厚みを変えることができなくなってきます。具体的には、近くを見るときには水晶体が膨らむのですが、水晶体が硬くなると膨らますことができなくなります。その結果、近くに焦点が合いづらい状態になってしまいます。老眼は一般的には40歳頃から始まると言われています。



近視の人は老眼にならないのか

 

 結論から言ってしまうと、老眼は加齢による生理現象ですので、近視の人も老眼になります。ただ、近視の人は老眼を自覚しにくいのです。

 近視というのは元々近い距離にピントがあっている状態ですので、近くを見る為に水晶体を膨らませたりする必要がありません。そのため、自覚をするのが遅れたりします。

 ただし、近視でも眼鏡やコンタクトなどで近視を矯正していると自覚をし始めます。矯正することにより、近くに合っていたピントを遠くに合わせているので、近くを見るときには水晶体を膨らませなくてはならなくなります。老眼が始まっていれば、水晶体が膨らみにくいので、老眼を自覚することになるのです。そのため、近視の方は眼鏡をはずした方が、近くが見やすいといったことがよく起こります。


老眼かな?と思ったら


老眼を疑ったら、まずは眼科を受診しましょう。視力検査で遠視、近視、乱視がどの程度あるのか調べます。眼底も医師が確認し、他の目の病気がかくれていないかも確認します。

受診をすることで、白内障や眼底出血、緑内障など他の重大な疾患が発見されることもあります。

きちんと検査をし、総合的に診て老眼だと言われたら、眼鏡やコンタクトを処方することがあります。不便を感じながら無理に見ようとすると、眼精疲労や調節緊張症、頭痛、肩こりなどの原因になることもあります。

当院では近用、遠近両用眼鏡の処方のほかに、遠近両用コンタクトレンズも種類豊富に取り扱っておりますので、気になる方はいつでもご相談ください。

 

 

上記は一般的な説明です。

症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。

●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。

●無断での記事転載はご遠慮ください。

●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。

※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。

446. 眼科の検査で、機械の中の絵を見る検査は何がわかるの?


こんにちは。新宿東口眼科医院です。

まだ暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか

今回のテーマは「眼科の検査で、機械の中の絵を見る検査は何がわかるの」です。

眼科で行う検査に、機械を覗く検査があります。


オートレフケラトメーターと言います。機械の中を覗くと気球の絵が見えてきます。中の気球をぼんやりと見て頂き、他覚的屈折値と角膜曲率半径を測定します。

 ぼんやりしていた気球がはっきりと見えてきます。このときに瞳のピントが合う瞬間を調べています。瞳の瞳孔から網膜に光を当てて、反射する光から瞳の屈折を測定します。私たちの眼は入ってきた光を眼の奥にある網膜の細胞が電気信号として脳に伝え、映像を作ります。これが物を見ている状態です。物をはっきり見るためには網膜の上で焦点を結ぶことが必要です。

 網膜より手前で結像すると「近視」、網膜より奥で結像すると「遠視」になります。これは光の屈折の度合いの違いによって起こります。このような状態は「屈折異常」と呼ばれ、ものがぼやけて見える原因になります


 この検査をすることで、どれくらい屈折異常があるかを調べることができます。検査の結果は視力検査の参考になります。また、眼鏡やコンタクトを作る際にも結果を参照して度数を決定することもあります。検査は
1分ほどで終わります。

 

 その他、眼底から反射する光によって眼の濁りが分かります。角膜混濁、硝子体のにごり、水晶体混濁(白内障)の様子を見ることができます。

 また、ハードコンタクトレンズの処方の際に、検査員がレンズの動きを調べるために見ることもあります。レンズが動いているか否で適正なカーブか判断する基準になります。



447. タバコは目にも悪い?


こんにちは。新宿東口眼科医院です。

暑い日が続いていますが、皆様どうお過ごしでしょうか。

今週のテーマは「タバコは目にも悪い?」です。

 

タバコに含まれるニコチンは、血流を悪くするので、目の健康にも影響してきます。

主に、毛細血管の血流が悪くなり、視力低下や失明、眼圧上昇を引き起こします。

また、タバコを吸うことでビタミンCが失われ、視力の維持に必要なビタミンB1、B2が

欠乏されます。

これは、喫煙者だけではなく、自動的に吸わされている方々も同様に影響されます。

むしろ、主流煙よりも副流煙の方が、影響は多いと言われています。

タバコが原因で考えられる眼疾患として、加齢黄斑変性、白内障、緑内障が

あげられます。

加齢黄斑変性

加齢黄斑変性症は、加齢に伴う黄斑の変化により起こる疾患で、高齢者の失明原因のひとつです。脈絡膜から発生する新生血管の有無で「滲出型」と「萎縮型」に分類されます。喫煙による酸化ストレスが目に蓄積すると、加齢黄斑変性の背景にある炎症を

引き起こすと言われています。

白内障

 白内障は、さまざまな原因によって水晶体が濁ってしまう症状のことです。 水晶体が濁ると、光がうまく通過しないので、光が乱反射して網膜に鮮明な像が結べなくなり、視力が低下します。非喫煙者に比べて喫煙者は早期に発症することがわかっており、1日

20本以上タバコを吸う人は、非喫煙者に比べて発症率が2倍になります。

緑内障

 緑内障は、何らかの原因で視神経が障害され視野(見える範囲)が狭くなる病気です。

 その原因の中に、眼圧上昇が含まれます。煙の成分のニコチンが、血管を収縮させ、

血行を悪くし、眼圧上昇など、視神経に悪影響を及ぼします。

 

上記の眼疾患は、他の原因も様々ありますが、タバコを止めれば、発症のリスクも

少なくなりますので、ぜひ、禁煙にチャレンジしてみてください。

●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。

●無断での記事転載はご遠慮ください。

●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも

当てはまりません。

※ すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。

448. 閃輝暗点について


こんにちは。新宿東口眼科医院です。


今回のテーマは「閃輝暗点」についてです。

 

閃輝暗点は、眼に突然光が現れ、視野がチカチカ、キラキラしたりする症状のことを言います。

個人差によりますが、だいたいの症状は1030分ほど続きます。

偏頭痛の前兆として現れることが多いため、閃輝暗点が起こった後には頭痛に見舞われます。

症状は視覚障害ですが、原因は脳の血管の収縮によって起こるものだと考えられています。



ホルモンバランスの乱れやストレスによって、脳内にセロトニンという物質が増殖します。

セロトニンには、脳の血管を収縮させる作用があるため、血流の流れを悪くします。

その際に視野の血管が含まれていると、閃輝暗点の症状が起こります。

自律神経のバランスの乱れや、ホルモンバランスが崩れると、セロトニンが過剰に放出されてしまいます。

偏頭痛が起こったら、冷やすこと、安静にすることが効果的と考えられます。

ですから閃輝暗点を防ぐためには、まずはストレスを溜めない、規則正しい生活をするなど、自分の心と体を労わることから始めていきましょう。

また、偏頭痛だと思っていても、他の病気が原因であることも十分に考えられるので、

自己判断で済ませず一度眼科、もしくは脳神経外科の受診をおすすめします。




●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談してください。

●一般の方向けですので医学用語が必ずしも厳密ではありません。

●無断での記事転載はご遠慮ください。

●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。

※すでに治療中の方は主治医の判断を優先させてください。


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夜間受付のご案内

診療時間

新宿東口眼科医院は、年末年始を除き年中無休で診察しております。
休日(土曜/日曜/祝日)も診療している一般眼科です。
平日

午前 11:30~13:45
午後 15:00~19:30

受付終了時刻 19:30
土曜

午前 11:00~13:45
午後 15:00~19:00

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日曜
祝日

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アクセス

【移転のお知らせ】
新宿東口眼科医院は、立替工事完了に伴い、1月15日からヒューリック新宿ビルに移転いたしました。
※なお当院の電話番号、患者様のカルテ番号の変更はございません。
住所 東京都新宿区新宿3-25-1 ヒューリック新宿ビル9階
最寄り駅 JR新宿駅東口 徒歩1分
丸の内線新宿駅B11出口
新宿東口眼科医院は新宿東口スタジオアルタから3軒目、1階にauが入っているビル9Fにあります。
1Fみずほ銀行新宿支店左脇にビル入口があります(地下鉄B11出口直結)。
ビル入口は休日(土曜、日曜、祝日)でも開いています。
1Fビル入口からエントランスホールを直進すると、自動ドアの奥にエレベータホールがあります。
エレベータで9Fまでお越しください。
※車椅子、その他介護の必要な方はご一報下さい。また、お車でお越しの際、到着しましたら、ご一報下さい。

医師のご紹介

院長:新川 恭浩(日本眼科学会認定 眼科専門医)
所属学会 日本眼科学会
日本網膜・硝子体学会
日本眼科手術学会
資格 PDT講習会受講終了認定医
経歴 平成13年 熊本大学医学部卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~新宿東口眼科医院 勤務
平成27年9月 新宿東口眼科医院 院長 就任
常勤医師:浪川 博美(日本眼科学会認定 眼科専門医)
所属学会 日本眼科学会会員
経歴 平成15年3月 聖マリアンナ医科大学医学部卒業
平成15年5月 聖マリアンナ医科大学医学部附属大学病院 研修医
平成17年3月 同修了
平成17年4月 総合新川橋病院 出向 (1年間)
平成21年4月 聖マリアンナ医科大学病院 眼科学講座 登録医
平成22年4月 聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 出向(3年間)
平成25年3月 聖マリアンナ医科大学病院 眼科学講座 退職
平成25年5月 新宿東口眼科医院 常勤医師就任
現在に至る
主な論文 「若年者の網膜中心静脈閉塞症に対し硝子体手術が奏功した一例」(旧姓:Fujino)
”Axonal protection by brain-derived neurotropic factor associated with CREB phosphorylation in tumor necrosis factor-alpha-inducted optic nerve degeneration.”など

視能訓練士(常勤3名/非常勤2名)、看護師(常勤1名/非常勤3名)