56、結膜結石
結膜結石の症状・原因の説明です。
当院では主に目薬の治療と結膜結石の除去を行っております。
結膜結石は、眼瞼結膜の表面にできる白色ないし、黄色をした硬い感じのある砂粒状斑点です。この砂粒状斑点は、結膜にカルシウムや脂質が沈着したものです。徐々に陥凹部から結膜面に放出してくるため、異物感を感じるようになります。人により10個以上できることもあります。

白く光っている部分が結石です。 こちらも白い突起部分が結石です。
感染・アレルギー・ドライアイなど多岐にわたり、特定されないことも多く、従って一般になかなか治らず、長期の点眼加療が必要です。結石ができやすい体質と推定される患者様もいらっしゃいます。
症状
結膜の奥のほうにあるときは何の障害もありませんが、表面に出てくるとゴロゴロとした異物感が出てきます。また角膜にあたり角膜の上皮に傷が付くと痛みで目が開けられなくなることや充血したりすることがあります。
治療方法
自然に(また、洗眼や点眼などによって)結膜から脱落することがあるため、2~3日様子を見て、良くならないようであれば摘出します。結膜結石を完全に消失、治癒する治療法は難しいため、対症療法(目薬)が主体となります。必要ならば除去する場合がありますが、異物感、違和感がなければ治療の対象にならない場合もあります。再発した場合は再度受診してください。新たに露出した結石を摘出します。根本的な治療は、元にある慢性結膜炎を治すことですが、その原因は特定されないことも多く、従って治りにくい為、長期の点眼加療が必要です。治療には抗菌薬として クラビット点眼液、タリビット点眼液・眼軟膏や、抗炎症薬としてフルメトロン点眼液が用いられる事が多いです。
| 分類 |
薬剤名 |
画像 |
説明 |
| 抗生剤 |
クラビット |
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菌のDNA複製を阻害し、増殖を阻害することにより抗菌作用を示します。通常、結膜炎や麦粒腫)などの治療、また、眼科手術前後の感染予防に用いられます。
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| タリビット |
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細菌のDNA複製を阻害し、増殖を阻害することにより抗菌作用を示します。通常、結膜炎や麦粒腫(ものもらい)などの治療、また、眼科手術前後の感染予防に用いられます。 |
抗炎症薬
(ステロイド薬) |
フルメトロン |
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合成副腎皮質ホルモン(ステロイド)製剤で、抗炎症作用や抗アレルギー作用をもち、目のいろいろな炎症を抑えます。通常、眼瞼炎、結膜炎、角膜炎などの目の炎症の治療に用います。 |
| リンデロン |
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合成副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)で、炎症による目、耳、鼻のかゆみ、赤み、はれなどの症状を改善します。通常、眼科領域では眼瞼炎、結膜炎などの炎症性疾患、耳鼻科領域では外耳炎、中耳炎、アレルギー性鼻炎などの炎症性・アレルギー性疾患の治療に用いられます。 |
| ステロイド眼軟膏 |
ネオメドロールEE軟膏 |
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抗生物質と合成副腎皮質ホルモン剤の配合剤で、抗菌作用と抗炎症作用により、目およびその周囲の炎症症状(かゆい、発赤など)を改善する眼科用の塗り薬です。通常、目周辺部の細菌感染を伴う炎症性疾患の治療に用いられます |
除去方法
除去は目を動かさなければ、通常2~3分以内に終わります。麻酔は、点眼麻酔のみです。合併症としては出血があげられますが、2~3日以内に止まります。稀に、感染を起こすことがあるため、指示通りにしっかり点眼する必要があります。結石を除去すれば、90%以上良くなります。局所麻酔の注射をまぶたにして、まぶたの裏側、あるいは外側から切開します。
根治したい人にはお勧めです。
(注射・切開をご希望の際は先に一度受診をして下さい。)
→小外科手術の案内へ
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| 院長 |
西岡 倫子(日本眼科学会認定眼科専門医・医学博士) |
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| 所属学会 |
日本眼科学会会員、日本眼科医会会員 |
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| 経歴 |
平成10年 三重大学医学部卒
平成15年 東京医科歯科大院卒
平成15年 流山総合病院 眼科 勤務
平成17年 新宿東口眼科医院 院長 就任
現在に至る |
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| 常勤医師 |
野間 謙晴 (日本眼科学会認定 眼科専門医) |
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| 所属学会 |
日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本緑内障学会、日本神経眼科学会 |
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| 経歴 |
平成10年 岡山大学医学部 卒
平成11年 広島市立三次中央病院勤務
平成13年 広島鉄道病院勤務
平成14年 中国労災病院勤務
平成15年 広島大学医学部附属病院勤務
平成16年 広島市立三次中央病院勤務
平成18年 福島生協病院勤務
平成20年9月~ 新宿東口眼科医院
現在に至る
主な研究発表
「ベタキソロールの緑内障性視野障害進行に対する効果」
「緑内障眼における2種類の光干渉断層計(OCT)による網膜神経線維層厚」など |
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視能訓練士(常勤)2名、(非常勤)1名、看護師非常勤2名
| 常勤医師 |
三田 真理子(日本眼科学会認定 眼科専門医) |
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| 所属学会 |
日本眼科学会会員、日本眼科医会会員 |
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| 経歴 |
平成13年 岩手医科大学院医学部卒
平成13年 北上済生会病院 眼科 勤務
平成17年5月~ 当院非常勤医師就任
平成19年 二本松眼科病院 勤務
平成22年4月~ 当院常勤医師就任
※三田医師は、平成23年3月31日で診察が終了しました。 |
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新宿区新宿3-25-1 新宿富士ビル5階
新宿東口眼科医院 |
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| 診察時間 |

受付終了時刻
平日・土曜 19:00
日曜・祝日 18:00 |
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| ご予約はこちらから |
当院ではご予約の方を優先しております。
TEL03-5363-0507
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| アクセス |

新宿駅東口徒歩1分
丸の内線新宿駅
B11出口
アルタビル並びのみずほ銀行が1階に入っているビルの5階です。 |
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