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原発開放隅角緑内障

原発開放隅角緑内障(げんぱつかいほうぐうかくりょくないしょう)とは

(房水の詳細はこちら)
房水の流出経路に異常は見られずとも慢性的に房水の流れが悪く、高眼圧状態が続くうちに発症するタイプを原発開放隅角緑内障といいます。慢性的に視神経が圧迫され、徐々に進行するのが特徴です。慢性緑内障の典型的な病型といえます。

原因

房水の流出口にかかわる隅角は広くあいていますが、房水によって運ばれる老廃物を排水部分でろ過する網目状の組織「線維柱帯(読み:せんいちゅうたい)」が目詰まりして、房水が流れにくくなり眼圧が上昇するといわれています。

線維柱帯の目詰まり
線維柱帯が目詰まりする原因としては、コラーゲンや異常な蛋白質の蓄積、線維柱帯を構成している細胞の減少などがいわれています。

また、視神経乳頭が耐えられる眼圧が低かったり、眼循環に障害がある、などの原因が考えられています。

主な自覚症状

眼が重い、眼が疲れやすい、肩がこるなどの症状が出ることもありますが、多くはかなり進行するまで無症状です。
検診で見つかることが多い病型で、中期~末期になると視野欠損を自覚します。

検査方法

眼圧検査
眼圧(目の堅さ)を測定します。
眼底検査
目薬(散瞳薬)でひとみを大きくして観察する検査です。
視野検査
一点を注視したときに、上下左右前方、どの位の範囲を見えているか視野計を用いて測定します。
DRI OCT Triton(3次元眼底像撮影装置)
網膜の断層画像を撮影する機械です。視野が欠ける自覚症状が現れる前に緑内障による網膜視神経線維層の欠損を捉えることができます。

主な治療方法

開放隅角緑内障の治療は、まず薬物による眼圧下降を行います。
点眼治療から開始し、効果が不十分な場合、内服薬、レーザー治療、手術、と順次病気の進行によって選択されます。
点眼薬はまず1剤から開始し、眼圧下降の効果をみながら追加していきます。

担当医紹介

院長: 新川 恭浩 (日本眼科学会認定 眼科専門医)

定期非常勤: 安藤 祐子 (日本眼科学会認定 眼科専門医)

定期非常勤: 寺内 博夫 (日本眼科学会認定 眼科専門医)