コンタクトレンズ診療|新宿東口眼科医院|新宿区新宿駅前の眼科

ハードコンタクトレンズのケア・ケア用品の種類について

ハードコンタクトレンズのケアについて

コンタクトレンズのケアとは、コンタクトレンズに付着した汚れを除去し、次回使用時にも良好な状態で装用できるように準備することです。
コンタクトレンズ上に汚れが蓄積すると、コンタクトレンズの寿命の短縮や装用感の悪化につながるばかりでなく、目に悪影響を及ぼすケースもありますので注意が必要です。
また、レンズケースは長く使用すると、レンズケース内にバイオフィルムが発生し、眼障害の原因となる場合があるため、レンズケースを定期的に交換し、清潔に保つことも大切です。
安全に使うためにも、正しいケアを行って下さい。

ハードコンタクトレンズのケア用品の種類

商品名/特徴/使用方法
ミルファフレッシュ
ミルファフレッシュ

特徴

タンパク分解酵素配合の1本タイプ。
界面活性剤多く配合されているため、洗浄効果高い商品。
タンパク除去効果も強い。
防腐剤フリーで眼に優しい。全てのハードレンズに使用可能。

使用方法

レンズを外した後、レンズケースに同液を9分目までいれ、フォルダーにレンズをいれケースに収納しキャップをしめて保存する。
レンズ装用時は、ホルダーごと流水ですすいだあと同液で洗浄し、流水ですすいで装用する。レンズケースは水道水ですすいで自然乾燥させる。
O2ケア
O2ケア

特徴

タンパク分解酵素が別配合の洗浄保存液。
同液のみでは、タンパク除去出来ないため、プロテオフまたはプロージェントが必要。
プロテオフと一緒に使用することが多い。全てのハードレンズに使用可能。

使用方法

レンズを外した後、レンズケースに同液を9分目までいれ、フォルダーにレンズをいれケースに収納しキャップをしめて保存する。
レンズ装用時は、ホルダーごと流水ですすいだあと同液で洗浄し、流水ですすいで装用する。
レンズケースは水道水ですすいで自然乾燥させる。
プロテオフ併用時は、同液にレンズ1枚に対しプロテオフ1滴たらして保存。
O2ケアネオ
O2ケアネオ

特徴

抗菌成分配合で、レンズケース内の微生物発生を抑制させる商品。
タンパク除去も週1回と簡便な商品。泡切れもよく洗浄しやすい。

使用方法

レンズを外した後、レンズケースに同液を9分目までいれ、フォルダーにレンズをいれケースに収納しキャップをしめて保存する。
レンズ装用時は、ホルダーごと流水ですすいだあと同液で洗浄し、流水ですすいで装用する。レンズケースは水道水ですすいで自然乾燥させる。タンパク除去は、週1回同封のネオ酵素を同液にレンズ1枚につき1滴たらして保存する。
ピュアティモイスト
ピュアティモイスト

特徴

うるおい成分リピジュアが配合されて乾燥感・異物感軽減をする。
抗菌成分も配合されているためケース内も清潔に保つ。
タンパク分解酵素も配合されている1本タイプ。洗浄効果もある程度高い。

使用方法

レンズを外した後、同液を5・6滴レンズにたらし両面を15秒間以上こすり洗いする。
ケースに同液9分目までいれ、保存する。レンズ装用時は、フォルダーごと流水ですすいで装用する。
保存時にリピジュアのうるおい層ができているため、装用前は指でレンズをこすり洗いしてはいけない。
O2ソリューション
O2ソリューション

特徴

メニコンO2ケアと同じタンパク除去成分なしの洗浄保存液。
タンパク除去にはスーパープロツーを使用する。
基本的には、スーパープロツーと必ず併用。

使用方法

レンズを外した後、レンズケースに同液を9分目までいれ1枚につきスーパープロツーを1滴たらす。
レンズフォルダーにレンズをいれケースに収納しキャップをしめて保存する。
レンズ装用時は、ホルダーごと流水ですすいだあと同液で洗浄し、流水ですすいで装用する。
レンズケースは水道水ですすいで自然乾燥させる。
最低週1回以上、同液でこすり洗いする。
バイオクレンO2セプト
バイオクレンO2セプト

特徴

ハードレンズケア用品で初めて除菌をする商品。
ヨウ素でケース内の細菌を除菌する、洗浄保存液。タンパク質・脂質にも効果がある。
こすり洗い不要。
中和錠を使用するため、レンズケースは真ん中貫通のタイプのみ使用可能。
同液のみでの使用不可。

使用方法

レンズを外した後、レンズケースに同液を9分目までいれ、中和錠を1錠いれフォルダーにレンズをいれケースに収納しキャップをしめて4時間以上保存する。
レンズ装用時は、ホルダーごと流水ですすいだあと同液で洗浄し、流水ですすいで装用する。
レンズケースは水道水ですすいで自然乾燥させる。
モノケアモイスト
モノケアモイスト

特徴
潤い効果はあるが、つけ置きのため洗浄効果は弱い。

使用方法

レンズを外した後、レンズケースに同液を9分目までいれ、フォルダーにレンズをいれケースに収納しキャップをしめて4時間以上保存する。
レンズ装用時は、ホルダーごと流水ですすいだあと同液で洗浄し、流水ですすいで装用する。
レンズケースは水道水ですすいで自然乾燥させる。
バイオクレンエル
バイオクレンエル

特徴

2つの成分が潤いの膜を作ってくれる。防腐剤不使用。タンパク分解酵素つき。
Ⅰ液・Ⅱ液セットで使用する。
2液タイプでロングセラー商品。洗浄力は昔の商品のためか少し弱め。

使用方法

レンズを外した後、レンズケースにⅡ液を9分目までいれ、Ⅰ液をレンズ1枚に対し、1~2滴たらす。フォルダーにレンズをいれケースに収納しキャップをしめて保存する。レンズ装用前にⅡ液でこすり洗いが推奨。
レンズ装用時はホルダーごと流水ですすいだあと同液で洗浄し、流水ですすいで装用する。レンズケースは水道水ですすいで自然乾燥させる。
O2デイリーケアソリューション
O2デイリーケアソリューション

特徴

同液1本のみで使用可能だが、タンパク除去成分は配合されていないため、O2プロテフリーとの併用が基本。

使用方法

レンズを外した後、レンズケースに同液を9分目までいれ、フォルダーにレンズをいれケースに収納しキャップをしめて保存する。
レンズ装用時は、ホルダーごと流水ですすいだあと同液で洗浄し、流水ですすいで装用する。レンズケースは水道水ですすいで自然乾燥させる。
O2プロテフリー併用時は、同液にレンズ1枚に対しプロテオフ1滴たらして保存。
ワンオーケア
ワンオーケア

特徴

うるおい成分PVP配合で乾燥感軽減に装用感向上。
タンパク分解酵素配合の1本タイプ。抗菌成分配合でレンズケース内・レンズは清潔に保たれる。
洗浄保存液の中では洗浄効果の高い商品。
全てのハードレンズに使用可能。

使用方法

レンズケースに同液を9分目までいれ、フォルダーのレンズを差し蓋を閉め保存する。
レンズ装用時は、流水でぬめりが無くなるまで指ですすぐ。
汚れが気になる時は、本剤でレンズ外した後に、こすり洗いをすると高い洗浄効果が得られる。
レンズケースは水道水で洗って自然乾燥させる。
モイスオブドロップアクア
モイスオブドロップケア

特徴

うるおい成分が従来のPVPに加え、保湿効果のあるベタインを配合。
ワンオーケアより、潤い感が向上。抗菌成分も従来通り配合されている。
全てのハードレンズに使用可能。ワンオーケアより洗浄力が少し弱い感じもある。

使用方法

レンズケースに同液を9分目までいれ、フォルダーのレンズを差し蓋を閉め保存する。
レンズ装用時は、流水でぬめりが無くなるまで指ですすぐ。
汚れが気になるときは、レンズを外したときに同液でこすり洗いがよい。
レンズケースは水道水で洗って自然乾燥させる。
モイスオブドロップロゼ
モイスオブドロップロゼ

特徴

うるおい成分PVPは従来通り配合されている。
洗浄成分として、LGSが加わり脂質汚れ付着防止となっている。
最大の特徴はバラの香りがすること。
やはりワンオーケアより少し洗浄力が弱い感じがある。

使用方法

レンズケースに同液を9分目までいれ、フォルダーのレンズを差し蓋を閉め保存する。
レンズ装用時は、流水でぬめりが無くなるまで指ですすぐ。
汚れが気になるときは、レンズを外したときに同液でこすり洗いがよい。
レンズケースは水道水で洗って自然乾燥させる。
抗菌O2洗浄保存液
抗菌O2洗浄保存液

特徴

アイミーのロングセラー商品。タンパク分解酵素は配合されていない。
O2酵素クリーナーと併用して使うのが多い。
同液自体は液が、かなりさらさらしていて洗浄しにくい。PVPは配合。
抗菌成分配合の先駆け商品。

使用方法

レンズを同液でこすり洗いをしてから、水道水ですすぐ。
ケースに同液を9分目までいれ、O2酵素クリーナーをレンズ1枚に対し1滴たらして保存する。
レンズ装用時は流水で、レンズをすすいでから装用する。
レンズケースは水道水で洗って自然乾燥させる。
O2オールインワン
O2オールインワン

特徴

旧製品に抗菌成分を加え、ケース内を清潔に保っている。
従来通り、MPCポリマー配合で装用感向上・乾燥感軽減をしてくれている。
洗浄力も高い。

使用方法

レンズを外した後、同液を2・3滴レンズにたらし両面をこすり洗いする。
ケースに同液9分目までいれ、4時間以上保存する。
レンズ装用時は、フォルダーごと流水ですすいで装用する。
保存時にMHポイマーのうるおい層ができているため、装用前は指でレンズをこすり洗いしてはいけない。
Cキューブオーツーワン
CキューブO2ワン

特徴

タンパク分解酵素と脂質溶解液を使用直前に混ぜるタイプ。
メニコンのミルファが同様の使用方法だった。
最初に液を混ぜれば後は、通常の1本タイプと同じ。

使用方法

レンズを外した後、レンズケースに同液を9分目までいれ、
フォルダーにレンズをいれケースに収納しキャップをしめて保存する。
レンズ装用時は、ホルダーごと流水ですすいだあと同液で洗浄し、流水ですすいで装用する。レンズケースは水道水ですすいで自然乾燥させる。
Cキューブベースソリューション
Cキューブベースソリューション

特徴

タンパク分解酵素Cキューブバイオドロップと必ず併用する。
2液洗浄保存液。ソフトレンズにも使用可能。

使用方法

ケースに同液を9分目までいれ、バイオドロップをレンズ1枚に対し1滴たらして保存する。
レンズ装用時は流水で、レンズをすすいでから装用する。
レンズケースは水道水で洗って自然乾燥させる。
シンプルワン
シンプルワン

特徴

O2オールインワンと似たタイプの酵素配合の1本タイプ。
リピジュアが多く配合されており、潤い効果高く洗浄力もかなり高い。

使用方法

レンズを外した後、同液を数滴レンズにたらし両面をこすり洗いする。
ケースに同液9分目までいれ保存する。
レンズ装用時は、フォルダーごと流水ですすいで装用する。
保存時にリピジュアのうるおい層ができているため、装用前は指でレンズをこすり洗いしてはいけない。
レンズケースは水道水で洗って自然乾燥させる。
ハードクリアモイストケア
ハードクリアモイストケア

特徴

酵素配合の1本タイプの中では、取り扱い場所が少なく手に入りにくい。
1本タイプの洗浄保存液ながら脂質汚れにも、高い洗浄力を発揮してくれる。
抗菌成分も配合されている。

使用方法

レンズケースに同液を8分目までいれ、フォルダーのレンズを差し蓋を閉め保存する。
レンズ装用時は、流水でぬめりが無くなるまで指ですすぐ。
汚れが気になる時は、本剤でレンズ外した後に、こすり洗いをすると高い洗浄効果が得られる。
レンズケースは水道水で洗って自然乾燥させる。
オーシャンリーフ
オーシャンリーフ

特徴

酵素配合1本タイプだが、洗浄力は弱い。
こすり洗い不要のつけ置きタイプだが、つけ置きのみだと汚れの除去は難しいため、同液でこすり洗いが推奨される。

使用方法

レンズを外した後、レンズケースに同液を9分目までいれ、
フォルダーにレンズをいれケースに収納しキャップをしめて保存する。
レンズ装用時は、ホルダーごと流水ですすいだあと同液で洗浄し、流水ですすいで装用する。
レンズケースは水道水ですすいで自然乾燥させる。

予約はコンタクトレンズ診療予約または一般外来予約のすべての医師で受け付けておりますが、コンタクトレンズ診療予約ですと比較的待ち時間が少なくスムーズにご案内できます。
丁寧な対応をモットーにしております。

コンタクトレンズ診療担当医

院長新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

新川医師
所属学会
日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴

平成13年 熊本大学医学部卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務

平成26年10月~新宿東口眼科医院 勤務
平成27年9月 新宿東口眼科医院 院長 就任

常勤長谷川 二三代
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

所属学会
日本眼科学会、日本弱視斜視学会、日本神経眼科学会
経歴

平成4年 帝京大学医学部卒業
     帝京大学医学部麻酔科学教室入局
平成6年 東京警察病院麻酔科派遣勤務・麻酔標榜医取得
平成7年 帝京大学医学部眼科学教室入局
平成9年 社会福祉法人 聖母会 聖母病院派遣勤務
平成12年 日本眼科学会眼科専門医取得
平成14年 聖母病院眼科医長
平成15年 医学博士取得
平成27年 社会福祉法人 聖母会 聖母病院退職

令和2年4月~ 新宿東口眼科医院 常勤医師就任

主な論文

眼科臨床医報 第91巻 第4号(1997年4月)学校における眼外傷の後遺症について
眼科臨床医報 第99巻 第5号(2005年5月)白内障術後に周期性が消失した周期性上下斜視の1例
帝京医学雑誌 第26巻 第3号(2003年5月)間歇性外斜視に対する遮蔽試験における眼球運動の定量的解析

定期非常勤安藤 祐子
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

安藤医師
所属学会
日本眼科学会
経歴

昭和63年 東海大学 医学部卒
平成元年 国立東京第二病院勤務
平成6年 総合新川橋病院眼科勤務

平成21年1月~新宿東口眼科医 院非常勤医師就任

定期非常勤大木 隆太郎
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

大木医師
所属学会
日本眼科学会
経歴

昭和62年 埼玉医科大学卒業
昭和62年 埼玉医科大学 大学院卒業
昭和63年 埼玉医科大学 眼科学教室医局長
平成18年1月 埼玉医科大学 助教授
平成26年1月 新宿東口眼科医院 非常勤医師就任

定期非常勤青柳 蘭子
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

所属学会
日本眼科学会、日本網膜硝子体学会
経歴

平成19年 日本大学医学部卒

平成20年4月 昭和大学付属豊洲病院(初期研修)
平成23年4月 町田市民病院
平成26年4月 東京労災病院

平成29年9月~新宿東口眼科医院 非常勤医師就任

主な論文

Subfoveal choroidal thickness in multiple evanescent white dot syndrome.

定期非常勤寺内 博夫
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

所属学会
日本眼科学会
経歴

昭和56年 帝京大学医学部卒業
昭和56年 帝京大学付属病院
昭和59年 天理よろづ相談所病院
平成2年  医療法人永田眼科
平成14年 関西医科大学付属病院
平成18年 医療法人寺内眼科
平成25年 医療法人永田眼科

平成28年11月~新宿東口眼科医院 非常勤医師就任

定期非常勤遠藤 一葉
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

遠藤医師
経歴

平成10年 聖マリアンナ医科大学医学部卒業
平成17年 東邦大学医学部大学院卒業

職歴
平成13年 東邦大学医学部付属病院
平成17年 千葉大学医学部付属病院
平成21年 船橋中央病院

主な論文

Persistent functional and morophological abnormalities of macula after successful retinal detachment surgery.

Changes in multifocal oscillatory potentials after internal limiting membrane removal for macular hole.