コンタクトレンズ診療|新宿東口眼科医院|新宿区新宿駅前の眼科

アキュビューオアシス乱視用

ジョンソンエンドジョンソン/アキュビューオアシス乱視用

医療用具承認番号:21800BZY10252000

国内初の乱視用シリコンハイドロゲルコンタクトレンズ

オアシス乱視用は、乱視用としては国内初のシリコン素材のレンズとして、発売されました。それまで乱視用のレンズには高含水タイプの物しかなく、使用している方々は眼の乾きに悩んでいたり、長時間装用しても安心なレンズがないという状況でした。乱視用を使っている方には待ちに待ったレンズです。

進化した回転を抑止する設計

乱視用のソフトレンズというと「プリズムバラスト」といデザインが主でしたが、ジョンソン・エンド・ジョンソン社は旧タイプの2ウィークアキュビュートーリックで「ダブルスラブオフ」というデザインを取り入れました。このデザインのメリットはレンズに余分な厚みをつけないので、プリズムバラストのレンズより薄く出来、装用感が良くなることです。しかし、その代わりにレンズの向きの安定性が悪くなりやすく、合わない方が多くいました。「オアシス乱視用」はその欠点を補う為に上下方向を薄くするだけでなく、水平方向に少し厚みを持たせました。(メーカーでは「A.S.D」と呼んでいます。)その結果、安定性は飛躍的にアップし、合わない方はほとんど居なくなりました。

回転を抑止する設計

シリコン素材の長所

従来のソフトレンズの最大の短所は酸素の透過性が良くないことでした。このため、12時間以上の長時間装用は眼に影響を受けやすいと言われていました。しかし、シリコンだと裸眼でいるのとほぼ同じくらいの酸素が透過しますので、長時間装用しても安心して使えます。更に、酸素の透過性が高い素材は素材の持つ水分率(含水率)を下げても良くなります。含水率が高いと、素材の酸素透過性の低さを多少助けてくれるのですが、その代わりにレンズから蒸発する水分量が多くなり、涙を多く吸い取られ、結果、装用時の眼の乾きが強くなります。オアシスは従来タイプのレンズ装用時の眼の乾燥感が強かった方々にはかなり高い評価を受けています。それは、素材の含水率が低い事だけではありません。

シリコン素材の長所

潤い効果の仕組み

先に述べたように含水率が低い方が眼の乾きは軽減されますが、オアシスにはもう1つ仕組みが
あります。それは、素材自体に保湿成分を混ぜ合わせていることです。この方法だと素材自体が
保湿性を持ちレンズ自体が更に乾きにくくなるのです。よって、含水率が低いこととのダブルの
効果で、乾きの軽減が高い確率で実感できるコンタクトレンズとして評価されています。

潤い効果の仕組み

UVカットと裏表のわかりやすいマーキングも付いています

UVカット

☆スタッフお勧めコメント☆

乱視用でも装用感が良いレンズ。
UVカット付きのシリコン乱視用レンズ。
軸度も豊富で装用感も良いレンズです。

【製品スペック】

コンタクトレンズ診療担当医

院長新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

新川医師
所属学会
日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴

平成13年 熊本大学医学部卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務

平成26年10月~新宿東口眼科医院 勤務
平成27年9月 新宿東口眼科医院 院長 就任

常勤長谷川 二三代
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

所属学会
日本眼科学会、日本弱視斜視学会、日本神経眼科学会
経歴

平成4年 帝京大学医学部卒業
     帝京大学医学部麻酔科学教室入局
平成6年 東京警察病院麻酔科派遣勤務・麻酔標榜医取得
平成7年 帝京大学医学部眼科学教室入局
平成9年 社会福祉法人 聖母会 聖母病院派遣勤務
平成12年 日本眼科学会眼科専門医取得
平成14年 聖母病院眼科医長
平成15年 医学博士取得
平成27年 社会福祉法人 聖母会 聖母病院退職

令和2年4月~ 新宿東口眼科医院 常勤医師就任

主な論文

眼科臨床医報 第91巻 第4号(1997年4月)学校における眼外傷の後遺症について
眼科臨床医報 第99巻 第5号(2005年5月)白内障術後に周期性が消失した周期性上下斜視の1例
帝京医学雑誌 第26巻 第3号(2003年5月)間歇性外斜視に対する遮蔽試験における眼球運動の定量的解析

定期非常勤安藤 祐子
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

安藤医師
所属学会
日本眼科学会
経歴

昭和63年 東海大学 医学部卒
平成元年 国立東京第二病院勤務
平成6年 総合新川橋病院眼科勤務

平成21年1月~新宿東口眼科医 院非常勤医師就任

定期非常勤大木 隆太郎
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

大木医師
所属学会
日本眼科学会
経歴

昭和62年 埼玉医科大学卒業
昭和62年 埼玉医科大学 大学院卒業
昭和63年 埼玉医科大学 眼科学教室医局長
平成18年1月 埼玉医科大学 助教授
平成26年1月 新宿東口眼科医院 非常勤医師就任

定期非常勤青柳 蘭子
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

所属学会
日本眼科学会、日本網膜硝子体学会
経歴

平成19年 日本大学医学部卒

平成20年4月 昭和大学付属豊洲病院(初期研修)
平成23年4月 町田市民病院
平成26年4月 東京労災病院

平成29年9月~新宿東口眼科医院 非常勤医師就任

主な論文

Subfoveal choroidal thickness in multiple evanescent white dot syndrome.

定期非常勤寺内 博夫
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

所属学会
日本眼科学会
経歴

昭和56年 帝京大学医学部卒業
昭和56年 帝京大学付属病院
昭和59年 天理よろづ相談所病院
平成2年  医療法人永田眼科
平成14年 関西医科大学付属病院
平成18年 医療法人寺内眼科
平成25年 医療法人永田眼科

平成28年11月~新宿東口眼科医院 非常勤医師就任

定期非常勤遠藤 一葉
(日本眼科学会認定 眼科専門医)

遠藤医師
経歴

平成10年 聖マリアンナ医科大学医学部卒業
平成17年 東邦大学医学部大学院卒業

職歴
平成13年 東邦大学医学部付属病院
平成17年 千葉大学医学部付属病院
平成21年 船橋中央病院

主な論文

Persistent functional and morophological abnormalities of macula after successful retinal detachment surgery.

Changes in multifocal oscillatory potentials after internal limiting membrane removal for macular hole.