花粉症の治療について | 新宿駅東口徒歩1分の眼科|新宿東口眼科医院
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120:花粉症の治療について

こんにちは、新宿東口眼科医院です。 春めいた気候が多くなってきましたが、まだまだ雪が降る可能性も高いとの事で、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。 今回のテーマは「花粉症の治療について」です。 昨夏の猛暑の影響で、今年のスギ花粉などの飛散量は過去5年で最多となる見込みとの予報が連日されております。 今年はすでに花粉症の方はもちろん要注意ですが、まだ花粉症でない方も、例年にない相当量の花粉を浴びるため発症する可能性が高いと言われております。 花粉症の治療法として、ステロイド注射の他、鼻の粘膜に対するレーザー治療や、スギ花粉エキスを投与する減感作療法などが近年注目を集めていますが、ここでは眼科で行える治療方法についてご案内してまいります。 眼科で行える治療は、抗アレルギー剤やステロイド剤の投与といった対処療法が中心となります。 抗アレルギー剤に関しては、あらかじめ花粉症発症の時期が分かっていれば、その2週間程度前から投与する事で予防効果を持たせる事が可能と言われております。 ステロイド剤は炎症を抑える効果があり、かゆみや充血などが強い時を中心に使うと効果があります。 ステロイドというと副作用を心配される方もいらっしゃるかと思いますが、眼や鼻などの局部に使う場合、副作用が起きる可能性は少ないと言われております。ただし、眼圧上昇などの副作用もありえるため、安易に長期間使う事は避けなければなりません。必ず医師の処方や指示に従ってください。 眼科で処方するお薬は点眼液が中心ですが、副次的に点鼻液や飲み薬なども処方可能となります。処方されるお薬の用法・用量に関しては医師や薬剤師の指示に従ってください。たくさん使ってもそれだけ効果があるわけではありません。またコンタクトレンズと併用できない点眼液も多いため、コンタクトと併用したい場合は必ず医師にご相談してください。 治療とは少し違いますが、コンタクトレンズの種類やケア方法を変更するのも花粉症の症状の軽減には有効です。 一定年数継続して使用するハードコンタクトレンズなどはもちろん、使い捨てコンタクトでも2週間タイプや1ヶ月タイプなどは、どんなに丁寧にケアを行ってもレンズに花粉抗原が残ってしまうと言われています。そこで花粉症の時期だけ1日タイプの使い捨てにされるのもお勧めです。 また、コンタクトのケア方法を変更すると症状が軽減する可能性があります。コンタクトレンズのケアとして多いのが、こすり洗いをするタイプですが、目から外したコンタクトレンズをいきなりこすり洗いすると、レンズ表面に付着した花粉が磨り潰され、中から粘度の高い花粉抗原が出てレンズ表面に刷り込まれてしまう可能性が高いと言われています。 そこで、こすり洗いをする前に、こすり洗い用洗浄液(MPS)等でまずレンズをすすいで表面の花粉を洗い流してからこすり洗いをすると効果的と言われています。その上で朝、レンズを装用する前にも再度軽くすすぐとより効果的との事です。 またレンズをこすらない過酸化水素タイプの消毒洗浄液を使う場合でも、事前に専用のすすぎ液でまずレンズをすすいでおいた方が良いと言われています。 レンズ本体だけでなく、レンズケースもまめに洗浄した後乾燥させ、交互に使った方が宜しいのは言うまでもありません。これは花粉対策に限らず、細菌などの繁殖を防ぐ上でも効果的です。 花粉症の治療方法として、ステロイド注射に関するお問い合わせを頂く事が最近多いのですが、基本的に眼科や耳鼻科等では行っておりません。アレルギー科などでも実施している所は少ないようです。あたかも注射1本で今年の花粉症から解放されるようなイメージを持たれている方も多いようですが、ステロイドの全身投与は副作用の危険性も高いため、安易に実施する事は避けた方が宜しいかと思います。

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新宿東口眼科医院は、12/31~1/3を除き年中無休で診察しております。
休日(土曜/日曜/祝日)も診療している一般眼科です。
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11:30-13:45
15:00-19:30
=11:00-13:45/=15:00-19:00
=11:00-18:00(昼休みなし)
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アクセス

TEL 03-5363-0507
住所 東京都新宿区新宿3-25-1 ヒューリック新宿ビル9階
最寄り駅 JR新宿駅東口 徒歩1分
丸の内線新宿駅B11出口
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