高血圧からくる眼の病気 | 新宿駅東口徒歩1分の眼科|新宿東口眼科医院
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134:高血圧からくる眼の病気

こんにちは。新宿東口眼科医院です。 ゴールデンウィークとなりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。お体ご自愛くださいませ。 今週のテーマは「先天眼振」 です。 ●先天眼振とは? = 眼球が律動的に不随意に行き帰りする眼球の揺れのことです = 揺れ方や揺れる方向などにより、まず先に治療すべき脳腫瘍など病気の本体を指し示す様々な診断的な意味を持つものがあります。しかし、その大部分を占めるのが先天性の眼振と呼ばれるものです。出生直後ないし幼少時に眼振(眼球の揺れ)を持つものを先天眼振と呼び、この多くは一生持続するものです。 ●種類 = 重大きく2つの群に分けられます = 1.振子様の眼振(pendular:振動の行きと帰りの早さに差が見られない) 振子様眼振は眼球運動を支配する神経系の異常によるもの 2.衝動性眼振(ゆっくりずれて行き、さっと戻る運動を繰り返す) 衝動性眼振は視覚系傷害(全色盲、白子、虹彩欠損、視神経疾患など)を基礎になるもの (その正否にはいまだに様々な意見があります) ●特徴 = これらは必ずということではなく、その傾向が強いと考えてください = 1.輻輳(眼を寄せること)、暗所、閉瞼により抑制される。 2.注視(ある一点を見つめようとすること)により増強する。 3.静止位(眼振が非常に弱くなるか消失する方向)がある。 4.側方注視(左または右方向を見ること)により増強する。 (=静止位からのズレが大きいほど増強する。) 5.強い遠視や乱視を伴うことが多く、矯正視力が不良なことが多い。 6.遺伝性のあることがある。 7.白子症の合併が多い。 8.男:女=2:1で、男子に多い。 ●治療法 = 現在の治療法を幾つかご紹介します = 1.視力矯正 はっきりとした像を眼に送ることは眼振の抑制にもつながります。特にコンタクト・レンズは眼と一緒に動くので常にはっきりした像を送ることができ、目にレンズが乗っているという知覚刺激も眼振抑制の効果があります。 2.プリズム 輻輳を起こすようにプリズム・レンズを置いて眼振を抑制します。また、静止位が正面に近づくようにプリズム・レンズを置く方法もあります。 3. バイオフィードバック療法 輻輳と開散(輻輳と逆に左右の目を離すこと)の訓練の他、音刺激、閉瞼、頚部の筋肉への刺激などで眼振が抑制されるかどうかを観察して、有効な方法を見つけて訓練していく治療です。 4.ハリ治療 上記のバイオフィードバック療法を発展させたもので、胸鎖乳突筋という頚部から上胸部に走る筋肉にハリを置く治療です。 5.薬物治療 内服薬で効果がありそうなものはあまりなさそうです。 6.手術 斜視の手術に準じた方法で静止位が正面に近づくように眼球の位置を調整します。 ● 当院の対応 先天眼診の方は、はっきりとした像を眼に送ることが大切です。当院では、眼鏡、コンタクト・レンズの処方を行っております。お気軽にご相談ください。

診療時間

新宿東口眼科医院は、12/31~1/3を除き年中無休で診察しております。
休日(土曜/日曜/祝日)も診療している一般眼科です。
月~金 日・祝
11:30-13:45
15:00-19:30
=11:00-13:45/=15:00-19:00
=11:00-18:00(昼休みなし)
午前中の受付は診察開始10分前から行っております。

アクセス

TEL 03-5363-0507
住所 東京都新宿区新宿3-25-1 ヒューリック新宿ビル9階
最寄り駅 JR新宿駅東口 徒歩1分
丸の内線新宿駅B11出口
新宿東口眼科医院は新宿東口スタジオアルタから3軒目、1階にauが入っているビル9Fにあります。
1Fみずほ銀行新宿支店左脇にビル入口があります(地下鉄B11出口直結)。
ビル入口は休日(土曜、日曜、祝日)でも開いています。
1Fビル入口からエントランスホールを直進すると、自動ドアの奥にエレベータホールがあります。
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