398:遠近両用コンタクトを使う際の注意点
こんにちは、新宿東口眼科医院でございます。 最近暑い日が続いておりますが皆さん如何お過ごしでしょうか? 今回のテーマは、「遠近両用のコンタクトを使う際の注意点」です。 遠近両用コンタクトとは 40歳前後から徐々に手元が見にくくなるのは、加齢によりピントの調節能力の幅が狭くなってきているためで、いわゆる老眼ですが、その矯正方法のひとつとして遠近両用眼鏡やコンタクトがあげられます。 遠近両用というと、遠くも近くも良く見えるオールマイティなイメージを持たれる方もいらっしゃるかも知れませんが、例えば裸眼で遠くが良く見える人などは、手元用眼鏡(老眼鏡)による矯正の方が合っている場合もあり、その人の現在の視力矯正方法や生活スタイル、何が見えなくてお困りか等を考慮していく必要があります。 遠くを見るための度数と近くを見るための度数の2つに分かれたタイプ、レンズ中央から周辺に向かって遠用度数、中間用度数、近用度数が分布したタイプなどいくつかの種類があります。 [ 濃い青色は、遠く用の度数]、[水色は近く用の度数 ]、 [ 徐々に色の変化しているのは、中間用の度数 ]を表しています。
