417:視力が下がったらもう元には戻らない?
こんにちは、新宿東口眼科医院です。 肌寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 今回のテーマは、『視力が下がったらもう元には戻らない?』です。 原因には、屈折異常によるものと、病的によるものがあります。 ◎屈折異常によるもの 生まれつきの遠視・近視・乱視の他、成長や時間と共に、 これらの屈折が変化して、視力下がったと思う場合があります。 【例えば仮性近視の場合】 仮性近視というのは、仮(かり)偽(ぎ=いつわり)の文字でもわかるように、本当(真性)の近視ではなく、目の調節による一時的な近視のことをいいます。 毛様体筋の過度な収縮で、水晶体が膨らみ、調節しすぎる状態(調節緊張状態)になるため、仮性近視が起こります。 緊張した状態を長く続けていると、近視が進み、仮性ではなく本当の近視になることがあります。


