ブルーベリーは目によいの? | 新宿駅東口徒歩1分の眼科|新宿東口眼科医院
ご予約・お問い合わせはお電話でお気軽にどうぞ

メールマガジン

102:ブルーベリーは目によいの?

こんにちは新宿東口眼科医院です。 紅葉シーズンが近づいてきましたね。京都の紅葉はおすすめです。 今週のテーマは「ブルーベリーは目によいの?」です。 ブルーベリーに含まれるアントシアニンという色素は、暗いところでの見えやすさを良くする働きがあります。また体のなかで悪影響を及ぼす活性酸素を抑制するともいわれてます。 その為「目に良い」となるのですが、残念ながら、この色素を摂取しても、蓄積効果はまったくなく、眼精疲労や目の病気を治したことを証明した論文も存在しません。それぞれの食品の本当の働きをよく理解してほどほどにしましょう。 目に光が入ると、網膜の視細胞の中に存在する「視物質(ロドプシン)」という特殊なタンパクが光を浴びて、その形状が変化し、この際にイオン変化が起こることで視覚情報が形づくられて脳に伝達されます。 ブルーベリーやナス、紅芋などに含まれる「アントシアニン」という色素は、この視物質が光で別の構造に変化したものを元通りに再生するのを助ける働きがあります。つまり視細胞の光を感知することを助けているわけで、たとえば暗いところでの視覚感覚が良くなり、夜間に物が少し見分けやすくなることはすでに証明されています。 また、アントシアニンをはじめとするポリフェノール(抗酸化物質)は、体の中で発生して細胞障害を引き起こす活性酸素を抑制することも、実験的に証明されています。その為に「目に良い」とか、「目の疲れや老化を防ぐ」という謳い文句をよく目にするのですが、問題はここからです。 アントシアニンを含む食品は数々ありますが、人間がこの色素を体に取り入れても、せいぜい1~2日程でほぼ全量が体外に排出されてしまいます。 つまり蓄積効果はないということ。また先の夜間の見え方も、一度に大量の摂取(だいたい毎日ブルーベリー100~150g以上)をしないと効果が出にくいことも事実です。さらに、「活性酸素の抑制から目の疲れをとる」というのはあくまで仮説であり、いまだにしっかりした証明文献はありません。

診療時間

新宿東口眼科医院は、12/31~1/3を除き年中無休で診察しております。
休日(土曜/日曜/祝日)も診療している一般眼科です。
月~金 日・祝
11:30-13:45
15:00-19:30
=11:00-13:45/=15:00-19:00
=11:00-18:00(昼休みなし)
午前中の受付は診察開始10分前から行っております。

アクセス

TEL 03-5363-0507
住所 東京都新宿区新宿3-25-1 ヒューリック新宿ビル9階
最寄り駅 JR新宿駅東口 徒歩1分
丸の内線新宿駅B11出口
新宿東口眼科医院は新宿東口スタジオアルタから3軒目、1階にauが入っているビル9Fにあります。
1Fみずほ銀行新宿支店左脇にビル入口があります(地下鉄B11出口直結)。
ビル入口は休日(土曜、日曜、祝日)でも開いています。
1Fビル入口からエントランスホールを直進すると、自動ドアの奥にエレベータホールがあります。
エレベータで9Fまでお越しください。
※車椅子、その他介護の必要な方はご一報下さい。また、お車でお越しの際、到着しましたら、ご一報下さい。

サイト内を検索