眼の構想 | 新宿駅東口徒歩1分の眼科|新宿東口眼科医院
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203:眼の構想

こんにちは、新宿東口眼科医院です。 涼しくなり過ごしやすい季節になりました。 皆様、風邪などをひかないようにして下さい。 さて、今週のテーマは「眼の構造」です。 眼球の構造 眼球には眼球壁として外側から、外膜、中膜、内膜の膜があり、外膜には角膜、強膜があります。 中膜にはぶどう膜(虹彩、毛様体、脈絡膜)があります。また中膜には網膜があります。 眼球の内容物は水晶体、硝子体、房水があります。 形状は、前後径約24mmのほぼ球形です。 外膜 ・角膜 黒目にあたる部分を「角膜」といいます。外から入ってくる光を屈折させて、網膜に像が結ぶのを助ける役割があります。 ・角膜の構造 角膜は上皮、実質(ボーマン膜、デスメ膜の間の部位)、内皮と3つの層に分かれています。上皮は涙に守られていて、丈夫です。 ・強膜 強膜とは、目の白目の部分を指します。その強膜をさらに細かく分類すると、表層の部分である「上強膜」と、その下の「強膜」とに分けることが出来ます。 眼球の形状を保ち眼球内容を保護します。 中膜(ぶどう膜) ・虹彩 毛様体の前方に連なり角膜の後方にある円盤状の膜、虹彩中央部の空間を瞳孔といいます。成人で瞳孔径約4mm、高齢者では2~2.5mm、加齢によって小さくなります。 役割として光の量を調整します。 ・毛様体 脈絡膜からつながり肥厚したもので、水晶体を輪状に取り巻いています。 役割として、 ①房水を生産します。 ②毛様体筋の働きにより調節を行います。 ・脈絡膜 強膜と網膜の間にある黒褐色の膜で、血管と色素に富み、前方は毛様体に続きます。 役割として、 ①網膜外層に栄養を与えます。 ②瞳孔以外から網膜に光が入るのを防ぎます。 内膜 ・網膜 網膜は、眼球の構成要素の一つです。眼球の後ろ側の内壁を覆う薄い膜状の組織であり、神経細胞が規則的に並ぶ層構造をしています。視覚的な映像(光情報)を神経信号(電気信号)に変換する働きを持ち、視神経を通して脳へと信号を伝達します。その働きから、カメラのフィルムに例えられています。眼球の一番内層で、カメラのフィルムに相当する透明な膜、10層からなります。 内容物 ・水晶体 虹彩のすぐ後ろにある直径約10mm、前後径約4mmの薄い凸レンズ状の透明体です。 加齢により硬くなってしまいます。 ・硝子体 眼球内容の大部分を占める無血管のゲル状組織で、水晶体後方と網膜の間のスペースにあります。透明なため網膜まで光が通過できます。 役割として眼球の形を保ち、外力による変形に抵抗する役割があります。 ・房水 眼房を満たす体液で、毛様体で生産されます。 役割として、 ①角膜・水晶体などの無血管組織に栄養を補給します。 ②眼球内圧(眼圧)を一定に保ちます。 眼球の付属器 ・眼瞼 俗にいうまぶたのことで、眼球の前面を覆い、上眼瞼と下眼瞼に分かれる上下の眼瞼のすきまを瞼裂といいます。 役割として瞬目(まばたき)により涙液で角膜表面を潤します。 ・結膜 白目の表面部分を眼球結膜、まぶたの裏側の部分を眼瞼結膜といい、この膜を両者合わせて「結膜」といいます。 ・涙器 涙を分泌・生産してそれを排出する一連の器官です。 役割として涙液を分泌・生産します。 ・外眼筋 眼球の外部に付着している筋、4つの直筋、2つの斜筋からなります。 ・眼窩 眼球のまわりの骨で囲まれた四角錘型の腔になります。 内部は眼球を保護する眼窩脂肪で満たされています。 ●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。 ●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。 ●無断での記事転載はご遠慮ください。 ●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。 ※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。

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新宿東口眼科医院は、12/31~1/3を除き年中無休で診察しております。
休日(土曜/日曜/祝日)も診療している一般眼科です。
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=11:00-13:45/=15:00-19:00
=11:00-18:00(昼休みなし)
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アクセス

TEL 03-5363-0507
住所 東京都新宿区新宿3-25-1 ヒューリック新宿ビル9階
最寄り駅 JR新宿駅東口 徒歩1分
丸の内線新宿駅B11出口
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