349:当院でできる採血
こんにちは、新宿東口眼科医院です。
夏の暑さも大分和らいで参りましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今回のテーマは「当院でできる採血」です。
当院で行われている採血を紹介させていただきます。
眼科に関係する採血がございます。
【血液検査をするには…】
まずは当院を受診していただき、採血の必要性があると医師が判断した場合に、採血を行います。
また、採血は看護師が行いますので、血液検査を希望される方は看護師の勤務する日にご予約をお取りください。
適応がなければ施行されない場合がございます。
【当院で行われている代表的な検査】
特異的IgE(MASTアレルゲン)
33種類の抗原に対するアレルギーの有無を調べることができます。
採血量は3ml程で、約一週間で結果が出ます。
①食物系アレルゲン(14項目)
②職業系アレルゲン(1項目)
③吸入系アレルゲン(18項目)
以上の33項目を一度に調べることができます。
厚生労働省により、食品の原材料名表記を定められた特定原材料7品目(エビ、カニ、卵、小麦、そば、落花生、乳)全てが含まれています。
(2)白内障の手術前(問題なく手術が行えるか確認します)
感染症、腎機能、肝機能、糖尿病、血液の凝固機能等を調べます。
(3)その他全身疾患に対する血液検査
眼所見から全身症状が疑われる場合は、それに応じた検査をします。
糖尿病、膠原病、シェーグレン症候群、甲状腺(バセドウ病)、血管閉塞疾患などが該当します。
また、ぶどう膜炎という眼に炎症の起こる疾患が見つかった場合も、採血をするときがあります。
ぶどう膜炎の原因が炎症性か、感染性か、また感染性ならば何が感染しているかなど、所見に応じた採血をすることで、原因の解明につながることがあります。
たとえば、ぶどう膜炎(虹彩炎)を繰り返す方に採血をして糖尿病が見つかるケースなどがあるため、必要に応じて採血を行い、眼科治療の助けにします。
採血の結果分析は、院外の検査会社に依頼しているため、結果が出るのに一週間程かかります。
検査項目によっても、変わりますので、その都度お知らせいたします。
【採血をするには…】
採血は予約制です。ご予約はお電話やWEB、また受付から直接でも承っております。
ご予約お待ちしております。
↓ウェブのご予約はこちらから↓
https://www.shec.jp/reservation/
上記の原因・症状が見受けられる場合は、眼科を受診しましょう。
上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも
当てはまりません。
※ すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。