眼の疲れとサプリメントについて | 新宿駅東口徒歩1分の眼科|新宿東口眼科医院
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370:眼の疲れとサプリメントについて

こんにちは、新宿東口眼科医院です。
暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続きますね。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

今週のテーマは「眼の疲れとサプリメント」です。テレビを長時間見る習慣のある方や、パソコンや携帯電話を使用される方は眼の疲れを感じることが多いのではないでしょうか。
今回は眼の疲れに効果のあるサプリメントの成分を効果別にご紹介します。

○紫外線と酸化のダメージから守る成分
・ルテイン
カルテノイドという天然色素の一種で、ほうれん草やケールなどの緑葉野菜や卵黄に多く含まれます。眼の水晶体と黄斑(網膜の一部)に存在し、紫外線と酸化のダメージから眼を守ってくれます。

また、ブルーライトを吸収する性質もあります。ブルーライトはテレビやパソコン、スマートフォンの画面から出る人工の光線です。紫外線より身体の奥まで入りやすい有害な光線のため、眼の細胞に与えるダメージが強いのです。お仕事でパソコンを使用する頻度の高い方には必要な成分であると言えます。

・アスタキサンチン
ルテインと同様にカルテノイドという色素の一種で、エビやカニなどの甲殻類や鮭の赤身に含まれる成分です。アスタキサンチンは高い抗酸化作用を持ち、紫外線などで発生する有害物質を取り除いてくれ、光障害から目を保護すると言われています。

○眼の働きを改善させる成分
・アイブライト
ハーブの一種で、目の炎症を抑える作用があるアウクピンと、血流改善効果や抗酸化作用のあるケルセチンが含まれています。しょぼしょぼとした眼の疲れは、眼の血管が血行不良になってしまっているためと考えられますので、この成分を摂取することで改善が見込まれます。

・アントシアニン
ブルーベリーや紫イモ、ブドウなどに含まれる植物界に広く存在する色素です。視覚情報を脳に伝達する役割りは眼の網膜にあるロドプシンというたんぱく質が行っています。このロドプシンの働きが低下すると、ものが見えにくくなったり、チカチカして見えたりといった症状か出てきます。アントシアニンはロドプシンをサポートし、眼の働きを高めてくれ、眼の機能を向上させてくれると言われています。また、毛細血管の強化や抗アレルギー作用もあります。

・クロセチン
サフランやクチナシの果実に含まれる天然色素です。強い抗酸化作用のあるクロセチンは、眼の毛様体筋への栄養を供給するとともに老廃物を排出し、血流を促してくれます。小さな分子で構造されているため、体内に吸収されやすい成分です。

上記のような成分のサプリメントを摂り入れ、疲れ眼の緩和にお役立てください。もし、症状が一時的なものでなければ、一度眼科へご来院いただき、医師の診察を受けていただくことをおすすめいたします。

●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談してください。
●一般の方向けですので医学用語が必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先させてください。


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新宿東口眼科医院は、12/31~1/3を除き年中無休で診察しております。
休日(土曜/日曜/祝日)も診療している一般眼科です。
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11:30-13:45
15:00-19:30
=11:00-13:45/=15:00-19:00
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住所 東京都新宿区新宿3-25-1 ヒューリック新宿ビル9階
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