ブルーベリーって本当に目にいいの? | 新宿駅東口徒歩1分の眼科|新宿東口眼科医院
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390:ブルーベリーって本当に目にいいの?

こんにちは、新宿東口眼科医院です。
季節の変わり目、体調崩されぬようお過ごしください。
今回のテーマは「ブルーベリーって本当に目にいいの」です。

ブルーベリーが目にいいと言われ始めたのは、第二次大戦中に遡ります。ビルベリージャムをよく食べていたイギリス人パイロットが薄明かりのなかでも物がはっきり見えたという逸話によると言われています。

一般的には、ブルーベリーに含まれているアントシアニンが視力回復や疲労回復に良いと言われています。
アントシアニンには血行を良くしたり、炎症を抑える力もあり全身にも効果があるとされています。
しかし、視力が回復するのかというと、そのような効果はありません。さらに、眼底出血などの目の病気が治るということもありません。
日本においても科学的根拠はまだなく研究中の部分になっています。
ではなぜ目にいいと言われるのでしょうか。
それは、網膜にあるロドプシンという物質の再合成を助けることによって視力が回復すると信じられているからです。
しかし、このロドプシンは暗闇でものを見る力、暗所視において働きます。
逸話にでてくるパイロットも暗闇での見やすさを述べています。これはアントシアニンの、暗闇で物を見やすくする効果が現れたためだと思われます。
また、効果をだすには1日50粒以上食べる必要があり、1~2日で対外へ排出され蓄積効果はありません。暗闇で一時的に物が見やすくなっても、効果はすぐになくなってしまうでしょう。

したがって、目に良いかというと期待はしない方が良いでしょう。

●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談してください。
●一般の方向けですので医学用語が必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先させてください。


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