目からも日焼けするって本当? | 新宿駅東口徒歩1分の眼科|新宿東口眼科医院
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415:目からも日焼けするって本当?

こんにちは、新宿東口眼科医院です。寒さが厳しくなってきましたね。
本日のテーマは、「目からも日焼けするって本当?」です。

皮膚の日焼け対策をしている人は多いでしょうが、目の日焼け対策は特に意識していないという人が多いのではないでしょうか。
最近のマウスを用いた研究で、紫外線が目に入ると その刺激が脳に伝わり、メラニン色素が作られ、直接紫外線を浴びていない皮膚が日焼けをしてしまうということが明らかになりました。
この実験は人間に対して行ったものではないですが、日焼けの元となる紫外線は、眼の病気を引き起こすこともあるので、日ごろ紫外線を浴びる機会の多い人は、目もきちんとした日焼け対策を心がけるとよいでしょう。

〇紫外線が要素になり得る目の病気

・翼状片
白目が目の鼻側から黒目に食い込んでくる状態です。
紫外線を浴びることにより白目と黒目の境界が傷つき、その修復の過程で白目の細胞が異常に増殖するために、起こると考えられています。
瞳孔の近くまで白目が侵入すると、視力に影響が出る場合もあります。

・雪眼炎(雪目・日焼け目)
スキーや雪山登山で、雪面に反射した強い紫外線に目がさらされたときに起こる症状です。
角膜の表面に細かい傷がつき、ごろつき、涙、まぶしさ、結膜の充血、激しい痛み等を伴います。
症状は、紫外線に目がさらされてから数時間程度で出現します。
雪面以外にも、殺菌灯、電気溶接、海や山などの紫外線でも同様の症状が起こる場合があります。

・白内障
眼はカメラに例えることができますが、レンズの部分に当たる水晶体は、紫外線吸収フィルターの役割を持っています。
水晶体は、紫外線を吸収すると硬く変化していきます。
この変化により水晶体が濁ったものが白内障です。

〇紫外線対策
多くの症状は、紫外線を浴びたからと言ってすぐに出現するものではありません。
数時間から長い年月にわたり、眼が紫外線を浴び続けたことが原因といわれています。
紫外線から眼を守ることができれば、症状が出現するリスクは軽減するのです。
街中では、ビルや路面の反射によって、さまざまな角度から紫外線を浴びている恐れがあるため、日頃の紫外線対策が重要になってきます。

紫外線から目を守るためには、紫外線カット加工を施したメガネ・サングラス・コンタクトレンズが効果的です。サングラスの中には、紫外線カットの効果がないものもあります。また、レンズの色の濃さは、紫外線カット機能の高さとは無関係です。雑貨店ではなく眼鏡店で購入するようにしましょう。コンタクトレンズも、紫外線カット機能がついたものが多くあります。当院でもジョンソンエンドジョンソンが販売しているアキュビューシリーズや、SEEDが販売しているピュアシリーズ等、UVカット機能つきのコンタクトレンズをご用意しております。また、これらと帽子や日傘を併用するとより効果的です。帽子はなるべくつばの広いものを選びましょう。

●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。


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新宿東口眼科医院は、12/31~1/3を除き年中無休で診察しております。
休日(土曜/日曜/祝日)も診療している一般眼科です。
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15:00-19:30
=11:00-13:45/=15:00-19:00
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