528:眼が悪いのは遺伝する?
こんにちは新宿東口眼科医院です。
すっかり春を感じられる季節となりましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今回のメルマガのテーマは「眼が悪いのは遺伝する?」です。
ここでは「眼が悪い」ことを近視と置き換えて紹介いたします。
◎近視とは?
よく耳にする近視とは、近くがよく見えて遠くが見えにくい状態を言います。近くはピントが合いますが遠くがぼやけて見えにくくなります。ところで近視の強さは、その近視を完全に矯正できるレンズの度数(単位ディオプトリー(D))で表し、近視の眼は凹レンズで矯正されるので、マイナス3Dとか-9.50Dというように表現できます。そして、-6.00以上の強い近視のことを強度近視といいます。
◎ 眼が悪いのは遺伝するの?
近視の発症には遺伝的要因と環境的要因のふたつがあると考えられています。例えば環境的な要因には、パソコン作業を長時間行う、スマートフォンを至近距離で見ている、等があげられます。これらの要因は現代の日本で増加しており、近視がすすんでしまう原因のひとつとなっています。また、めがねでも矯正ができないくらいの強い近視には、遺伝的要因が大きいといわれています。親に強度近視があると、環境的要因を含めたとしても、子供がはやいうちから強い近視を生じることが研究されており、このように遺伝的要因とがあると考えられています。
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