目をぶつけた時の対処法 | 新宿駅東口徒歩1分の眼科|新宿東口眼科医院
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65:目をぶつけた時の対処法

こんにちは、新宿東口眼科医院です。 さて、今週のテーマは目を打撲(ぶつけた)した時の対処法です。 野球やテニスをしていてボールが当たった、ゴルフのクラブを振る人のそばにいて強打された、けんかで殴られたなど、目の打撲は意外に多いものです。重症の場合、角膜が破れ、中の虹彩や硝子体が出てしまうケースがあります。失明の恐れもありますから、手を触れたり冷やしたりせず、清潔なガーゼか眼帯で目を覆ってすぐに病院に行きましょう。順調に回復するためには、打撲直後からの安静が大切です。 眼球打撲の種類 角膜外傷 表層の点状角膜症、びらん(剥がれる事)などです。 角膜は体表面でもっとも知覚が過敏な組織なので非常に痛みを伴い、涙が多く出て目が開けられなくなることもあります。症状は強いものの、適切な治療をすることで数日でほぼ症状は軽快することが多い疾患です。 結膜裂傷 結膜(白目の表面)が裂けることをいいます。 眼瞼裂傷 眼瞼(まぶた)の裂傷のことです。 前房出血 前房(角膜と虹彩の間)を循環している房水中に血液が溜まっている状態で、視力が低下します。 隅角解離 眼球を前から押すような外力が加わったときに虹彩(茶目)と水晶体(目の中のレンズ)が後ろに無理やり押し下げられて,虹彩の根元が角膜との間で裂ける事によりおきます。 虹彩毛様体炎 炎症細胞が前房中に出現し、房水が濁ってかすみ目をきたします。 水晶体脱臼 水晶体脱臼とは、水晶体が本来あるべき位置からはずれて、脱臼した状態をいいます。 また、水晶体が完全には脱臼しておらず、ずれているものを水晶体亜脱臼といいます。 眼窩底骨折 目に対して直接ボールがあたるなどの外力が加わると起こる骨折です。 目を支えている骨や眼球が奧へ偏位し、複視(物が二重に見える事)の症状が出たりします。 複視の症状がひどくなければ(眼球運動障害が少なければ)様子をみますが、日常生活の上で不自由を感じるようであれば手術が必要になります。 網膜震盪症 介達外力(打撲など)が加わった結果、網膜に起こった浮腫(腫れ)です。1週間位で回復します。 網膜剥離 強い打撲による眼球のゆがみで眼底出血や網膜裂孔(裂けて穴ができる)や網膜剥離(剥がれる)等が起こることがあります。 外傷性緑内障 外傷の後遺症として一番困るのはこの外傷性緑内障といってもいいでしょう。外傷性緑内障とは,出血やはれが吸収され,外見上全く異常が認められない場合でも,房水の出口に障害を起こし,前房水の循環障害によって眼圧が高くなってくることをいいます。これを放置しておくと,視力障害や視野欠損を起こし,やがて失明する可能性があります。外傷直後は,はっきり診断をつけることはできませんが,1ヵ月後,眼圧が高ければ一応この病気を一疑ってみる必要があります。どんな外傷でも,他覚的・自覚抑症状が完全に消失しても,外傷後半年間は眼圧および視野の検査をしておく必要があるでしょう。 眼球打撲は様々な疾患を起こす場合があります。次の方は、特に眼科医に相談しましょう。(1)(現在の目の症状の有無にかかわらず)ある程度、強い打撲を受けたと思われる方。(2)(打撃の程度にかかわらず)打撲後、不快な目の症状が少しでもある方。(3)その他、ご心配のある方。

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新宿東口眼科医院は、12/31~1/3を除き年中無休で診察しております。
休日(土曜/日曜/祝日)も診療している一般眼科です。
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=11:00-13:45/=15:00-19:00
=11:00-18:00(昼休みなし)
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アクセス

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住所 東京都新宿区新宿3-25-1 ヒューリック新宿ビル9階
最寄り駅 JR新宿駅東口 徒歩1分
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