コンタクトレンズの素材の違いって? | 新宿駅東口徒歩1分の眼科|新宿東口眼科医院
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804:コンタクトレンズの素材の違いって?

こんにちは、新宿東口眼科医院です。暑さを感じる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回のテーマは「コンタクトレンズの素材の違いって?」です。
コンタクトレンズは大きく分けてハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズがあります。
【ハードコンタクトレンズ】
ハードコンタクトレンズは、素材自体が酸素を通してくれる酸素透過性のレンズが主流です。また、瞬きによってレンズと角膜の間の涙が交換され、酸素の供給も出来るのがハードレンズです。毎日のお手入れが必要ですが、2年ほど使用できるので、コストも抑えられます。堅いレンズを角膜の上に乗せることによって角膜の表面がなだらかになり、不正乱視や角膜乱視などの矯正にも優れています。
【ソフトコンタクトレンズ】
ソフトコンタクトレンズは、高含水レンズ、低含水レンズ、ヘマ素材、シリコンハイドロゲル素材という素材の違いがあります。
まずは高含水レンズと低含水レンズの違いですが、名前の通りレンズに含まれる水分量が多いものを高含水、低いものを低含水レンズと呼びます。含水率が50%以上であれば高含水レンズ、それより低ければ低含水レンズになります。
高含水レンズは、水分量が多い為レンズが柔らかく眼に馴染みやすく、酸素が眼に届きやすいレンズです。ただ、時間がたつと水分が蒸発してしまうため、乾きやすいレンズになります。
低含水レンズは、水分量が少ないため高含水レンズに比べると酸素の透過性が下がります。しかし、低含水なので形状がしっかりしていて扱いやすいレンズになります。また、水分が高含水に比べて蒸発しないので、長時間の使用でも乾燥しづらいです。
続いて、ヘマ素材とシリコンハイドロゲル素材の違いについてです。ヘマ素材は水分によって柔らかくなる素材です。水分を通して眼に酸素を届けるのですが、酸素透過性が十分ではない場合、長期間の使用は眼に負担がかかってしまいます。
シリコンハイドロゲル素材は酸素透過率に優れているレンズです。通常のヘマ素材の約6倍酸素を通す為、長期装用にも眼の負担が少ないレンズです。ヘマ素材と違って、水分からだけではなく、素材自体が酸素を通します。また、低含水のため乾燥にも強いレンズです。ただ、脂質がつきやすいため、女性のお化粧品などで汚れがつきやすいのがデメリットとして挙げられます。
当院で扱いのシリコンハイドロゲルレンズ、高含水レンズ低含水レンズについて詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.shec.jp/cl/silicon/ https://www.shec.jp/cl/uruoi/
このように素材の違いによって特徴があるコンタクトレンズは人それぞれ相性があり人によって良いレンズは変わってきます。
ご自身の相性のいいレンズを探したい場合は、当院のスタッフにぜひお問い合わせ、お声がけください。

上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談してください。
一般の方向けですので医学用語が必ずしも厳密ではありません。
無断での記事転載はご遠慮ください。
本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先させてください。


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新宿東口眼科医院は、12/31~1/3を除き年中無休で診察しております。
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