859:ブルーライトメガネってなに
こんにちは。新宿東口眼科医院です。
梅雨明けが待ち遠しい今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回のテーマは「ブルーライトメガネってなに」です。
-そもそもブルーライトとは-
人間が見ることの出来る可視光線(約380~810nm)という光の中で波長の短い光(青い光約430~490)のことをいいます。ブルーライトは家の照明や車のライト、そしてPCやスマホの画面など、液晶を使っている画面にはほとんどLEDライトに多く含まれています。
-ブルーライトが目に及ぼす影響-
ブルーライトは可視光線(人の目に見える光)の中で最も強い光です。水晶体や角膜を通過しそのまま網膜まで達してしまうため、眼の組織や体に影響を及ぼすといわれています。
-ブルーライトメガネ-
そんなブルーライトをブロックできるとされているのがブルーライトメガネです。一般的には、ブルーライトメガネを使用することで、まぶしさやちらつき、ぼやけを軽減し、クリアな視界が期待できると言われています。
ブルーライトメガネにはいくつか種類があるのでご紹介します。1つ目がカラータイプです。特殊染料でブルーライトを吸収軽減し、レンズそのものに色がついているのが特徴です。2つ目がコーティングタイプです。特殊コーティングでブルーライトを反射軽減し、普通のレンズと見た目が変わらない透明なレンズです。
また、ブルーライトをカットする割合もレンズによって違います。1つ目は、25%カットレンズ。これは、接客業や営業職などに適しています。2つ目は、40%カットレンズです。これは、仕事でPCを長時間使用する人に適しています。
ブルーライトメガネは完全にブルーライトを遮断するものではないのではありません。スマホやパソコンを使うときは、目を出来る限り離して使用する。長時間使用するときは、休憩を入れる。画面のモニターや液晶ディスプレイの輝度(コントラスト)を下げる
など、他にも工夫するが重要です。
- 一般の方向けですので医学用語が必ずしも厳密ではありません。
- 無断での記事転載はご遠慮ください。
- 本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
- すでに治療中の方は主治医の判断を優先させてください。