赤ちゃんの視力と見え方の発達 | 新宿駅東口徒歩1分の眼科|新宿東口眼科医院
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86:赤ちゃんの視力と見え方の発達

こんにちは、新宿東口眼科医院です。 そろそろ梅雨入りの時期となりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。夏とはいえ梅雨寒などで体調を崩しやすいので、お体ご自愛くださいませ。 今週のテーマは「赤ちゃんの視力と見え方の発達」についてです。 赤ちゃんの視力は大人と違い通常の視力測定ができません。そのため、PL法など縞模様に赤ちゃんが反応したかどうか等で判定するようになっています。 赤ちゃんも眼球自体は大人に近いものを持っていますが、視覚野などの脳の発達がまだ未熟なために視覚としてはっきりと認識できないと言われています。そのため強度の近視に近い状態となっていると考えられています。 妊娠24週前後~⇒体内にいる時点ではまだ視覚と呼べるものは持っていませんが、まぶしいなどの光に対する感覚は持っていると考えられています。 出産直後⇒新生児の視力は一般に0.01~0.02くらいと考えられています。出産後数ヶ月はしっかりとした視力はまだ持っていません。 生後3~4ヶ月頃⇒この時期からだんだんと焦点が合うようになってきます。視力は0.04~0.08程度と考えられています。 生後6ヶ月~8ヶ月頃⇒視力発達が著しい時期。視力は0.1程度になっています。生後8ヶ月頃から目の機能がさらに発達して立体視ができ、奥行き、上下左右、自分と物との距離などもかなり正確に把握できます。 この時期、斜視などの問題があると弱視になりやすいので注意が必要です。 1歳頃⇒0.2~0.25 1歳半⇒0.4 2歳⇒0.5~0.6 3歳⇒0.8~1.0(67%が1.0) 4歳⇒1.0(76%が1.0) その後、6~7歳頃で視力はほぼ確立されると考えられています。 赤ちゃんや幼児の視力測定は、当院を含め一般の眼科では難しい事が多いのですが、うちの子は大丈夫なのか気になる親御さんもいらっしゃるかと思います。 以下に親御さんで注意できる点を挙げておきます。 ・ 赤ちゃんの場合、動くものに関心を示すかどうか。 ・ 幼児の場合、テレビや絵本などに関心を示すか ・ 片目を手で隠すと嫌がるか ・ フラッシュ撮影で、フラッシュの反射光が瞳の中心以外の所にある(斜視の可能性)。 ・ 瞳の大きさが左右異ならないか。形は丸形に近いか。 ・ 光を非常に嫌がらないか ・ 瞳が白っぽかったり、光ったりしていないか 子供の視力に関して、テレビゲームや悪い姿勢での読書等が眼に良くないといった事が良く言われます。 ピントの調節や近視化を考えると、対象物を眼に近づけすぎたり、画面を見続ける事は一般論としては良くないと思われますが、実際にどの程度悪影響があるかははっきりしない面があります。そのため一概に眼に悪いとは言い切れないのですが、少なくとも「良い影響を与える」事は考えられないため、やはり正しい姿勢と明るい環境での読書や、時間を限ってのテレビゲームなどは奨励されてしかるべきかと思われます。

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新宿東口眼科医院は、12/31~1/3を除き年中無休で診察しております。
休日(土曜/日曜/祝日)も診療している一般眼科です。
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=11:00-13:45/=15:00-19:00
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TEL 03-5363-0507
住所 東京都新宿区新宿3-25-1 ヒューリック新宿ビル9階
最寄り駅 JR新宿駅東口 徒歩1分
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