868:目が疲れる原因とは
こんにちは新宿東口眼科医院です。夏本番の暑さとなってまいりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。今回のメールマガジンのテーマは「目が疲れる原因とは」です。
〈目の疲れによる様々な症状〉
疲れ目の症状としては疲れる、かすむ、ショボショボする、目が重くなる、充血するなどがあります。またそれに伴って頭痛、吐き気、肩こり、倦怠感などが引き起こされます。
〈原因〉
➀目の筋肉を酷使したことによる眼精疲労
スマートフォン、パソコン、テレビゲーム、読書などで長時間同じ距離を見続けることで目の筋肉が疲れてしまいます。眼精疲労の中では最も多いタイプです。
②目の疾患による眼精疲労
ドライアイ、白内障、緑内障、眼瞼下垂症など眼疾患が原因で起こる眼精疲労です。
③調節による眼精疲労
近視や遠視など視力が悪い場合や、度の合っていない眼鏡やコンタクトレンズを使っている場合、不同視や斜視がある場合など、物に焦点を合わせる時には目の筋肉が緊張します。そういった緊張が原因で起こる眼精疲労です。
④精神的な要因による眼精疲労
慢性的な疲労や過労、ストレスや睡眠不足も眼精疲労の原因になることがあります。
〈対策〉
・パソコン作業は休憩しながら行い、画面の光量などを調節し目への負担を減らす。
・眼鏡やコンタクトレンズの度数が合っているか定期的に検診する。
・隠れた眼疾患がないか検査をする、発見した場合は点眼薬などで対処する。
・入浴や運動でストレスを軽減する。
・温めたタオルを目の周りに当てて筋肉の緊張をほぐす。
目の疲れの原因には様々なものがあります。それぞれの原因に合った対策を行い、目への負担を減らしましょう。