紫外線って目に悪い? | 新宿駅東口徒歩1分の眼科|新宿東口眼科医院
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894:紫外線って目に悪い?

こんにちは。新宿東口眼科医院です。

梅のつぼみがふくらみ始め、春の息吹を感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回のテーマは「紫外線って目に悪い?」です。

 

■ 紫外線とは?

紫外線は人間の目に見えない光です。光の波長の長さにより、UV-A、UV-B、UV-Cの3種類に分けられます。地上に届いて人体に影響を与えるのはA波、B波です。A波は比較的エネルギーは弱いのですが、オゾン層に吸収されないため多くが地表に到達し、照射量が多くなり、B波の作用を増強することが知られています。B波はA波の100~1000倍のエネルギーを持っていますが、地表には3%しか到達しません。そのうち日焼け、雪焼けの原因となるのはUV-Bになります。初夏~夏にかけて日焼けするのは紫外線の量が多くなるためですが、冬でも紫外線の量は減るものの、雪が紫外線を反射するのでスキー場に行ったりすると雪焼けをおこします。

 

 ■紫外線と目の病気

紫外線は視力低下を引き起こす「白内障」や「翼状片」などの原因となると考えられています。

 

 ・白内障

眼の水晶体(レンズ)が白く濁り、このため視力が低下する病気です。白内障の原因には、外傷、糖尿病、アトピーなどがあげられますが、そのにごりの原因に紫外線が影響していると考えられ、軽視できないと考えられています。 有害な紫外線や、偏った食生活・パソコンの普及による眼の酷使など、蓄積されたダメージが原因で眼の老化や白内障をひきおこしたりするといわれています。

 

・翼状片

白目の組織の細胞が異常に増殖して黒目に食い込んでしまって起こる目の病気です。白目と黒目の境界が紫外線で傷つき、その防御反応や修復の過程で起こると考えられています。初期症状では充血や異物感、ドライアイ、眼精疲労などがあらわれます。瞳孔の近くまで白目が侵入すると視力障害が起こる場合もあります。また、耳側から差し込む紫外線は鼻側に集まりやすいため、目の鼻側から発症するのが特徴です。

 

・ゆきめ(光誘発性角膜炎)

スキー場などで、雪に反射した強い紫外線に目がさらされたときに、黒目の表面(角膜)の細胞に細かい傷がつくことがあり、ひどくなると壊死状態になる疾患です。強い痛みで目が開けられなくなります。目の日焼けと考えれば分かりやすいでしょう。

 

■紫外線対策

多くの症状は、紫外線を浴びたからと言ってすぐに出現するものではありません。 数時間から長い年月にわたり、眼が紫外線を浴び続けたことが原因といわれています。 紫外線から眼を守ることができれば、症状が出現するリスクは軽減するのです。 街中では、ビルや路面の反射によって、さまざまな角度から紫外線を浴びている恐れがあるため、日頃の紫外線対策が重要になってきます。 日焼け止めを塗ったり、日傘をさすように、眼の紫外線対策も行いましょう。また、つばのある帽子をかぶることで、目の上方から侵入する紫外線の量を減らすことが出来ます。UVカット効果のあるサングラスをかければ、保護としてはかなりの効果を発揮すると考えられます。 サングラスは薄い色ものが良いでしょう。濃い色のサングラスの場合、視界が暗くなるために瞳孔が大きくなり、紫外線の影響を受けやすくなります。 また、レンズの大きさは大きい方が効果的です。 UVカット効果のあるコンタクトレンズもあります。 オフィス等でサングラスの着用が望ましくない場合には、UVカット効果のあるコンタクトレンズを装用することも良い方法かと思います。

 

■紫外線に注意する時期

紫外線の強さは、季節では春から強くなり始め、6月から9月頃、つまり夏に最も強くなると言われています。 1日の時間で言えば10時~14時頃が最も強く、太陽の光の量とある程度比例していると言えるでしょう。 紫外線は、曇りの日であっても、晴れている日の50~80%程度の強さであるとされています。 天候に関わらずしっかりと紫外線対策を行いましょう。 特に紫外線が強い季節や時間帯には、しっかりと紫外線対策を行うことで、眼の健康に繋がります。

 

  • 一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
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