905:ブルーライトカットの効果
こんにちは。新宿東口眼科医院です。
春光をいっぱいに浴びつつ、野山を散策したい今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回のテーマは「ブルーライトカットの効果」です。
【ブルーライトとは】
家の照明や車のライト、そしてPCやスマホの画面など、液晶を使っている画面にはほとんどLEDライトが使用されています。そして、そのLEDライトのなかに含まれている青いライトがブルーライトです。
可視光線(人の目に見える光)の中で最も強い光と言われています。
それが角膜や水晶体で吸収されず網膜まで達します。
【ブルーライトが目に及ぼす影響】
ブルーライトは太陽光にも含まれている光です。紫外線にも共通して言えることですが、浴びすぎるのが良くない。脳を活性化させるためにも、朝起きて浴びるぶんには浴びても問題ないと言われています。ですが、現代人は本来浴びなくてもいい時間に浴び続けていることが問題です。
本来なら眠るべき時間にまだPCの前にいたり、寝る前にスマホをいじったり。脳を休めるべき時間にまでブルーライトを浴び続けることによって脳が刺激され、体内時計にずれが生じてくると言われています。そうすると睡眠の質の低下に繋がり、それが続くことによって体調不良を引き起こす可能性があります。同じものを見ていてもぼやける、視界がかすむ、ちらついて見えるなど。目への負担があると考えられます。
在宅勤務やオンライン授業などでパソコンやスマホを見る時間が増えた方も多いのではないでしょうか。
【ブルーライトメガネ】
ブルーライトをブロックできるとされているのがブルーライトメガネで、いくつかのタイプがあります。
・カラータイプ:特殊染料でブルーライトを吸収軽減し、レンズそのものに色がついています。
・コーティンタイプ…特殊コーティングでブルーライトを反射軽減し、普通のレンズと見た目が変わらない透明なレンズです。
【ブルーライトカットされる割合】
・25%カットレンズ/接客業、営業職など
・40%カットレンズ/デスクワーカーなど、仕事でPCを長時間使用する人
【ブルーライトメガネの効果】
・まぶしさやちらつきの軽減…ブルーライトは波長が短く空気中の粒子にぶつかりやすく、まぶしさやちらつきを生みます。ブルーライトを抑えることで、これらの症状を軽減することが可能です。
・ぼやけを軽減…ブルーライトの波長は短く、網膜の手前で焦点を結ぶため、ぼやけの原因の一つである色収差が大きくなります。ブルーライトを抑えることで、色収差を軽減しぼやけが少なくなり、クリアな視界が期待できます。
ブルーライトメガネはある程度のブルーライトをブロックしてくれる効果があります。
しかし、完全に遮断するものではないのです。また眼精疲労の原因はブルーライトだけではないので、長時間パソコン画面を見ないようにしたり、気になる症状があれば早めに眼科を受診するなどの対策をとることをおすすめします。
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- 本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先させてください。



