907:プリズム眼鏡とは
こんにちは、新宿東口眼科医院です。
新緑の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回のテーマは「プリズム眼鏡とは」です。
1、プリズム眼鏡とは
プリズム眼鏡とは光を屈折させることにより、像を一定の方向にずらすことができる眼鏡のことをいいます。この眼鏡は目のズレによる見え方を光学的に矯正する働きを持っているので、主に斜視や斜位、眼振による複視を軽減させたい方に処方します。また、斜視・斜位の子供に対しては、立体的に物を見る力を育てる目的で処方されることもあります。
2、プリズム眼鏡の適応
斜視の方は一方の眼では真っ直ぐ見ていますが、他眼は視線が定まっていないためにレンズ矯正をしても像が2つ見えてしまいます。これを複視といいます。この複視を軽減させるためにプリズム眼鏡が使われます。
プリズム眼鏡をかけるメリットは、複視や眼精疲労の軽減などが挙げられます。
また、日常生活における見え方の質が良くなることが期待できます。
斜視の程度によっては、眼科でプリズムを入れられる範囲を超えてしまうときがあります。その場合にはフレネル膜というレンズを眼鏡の上に貼って対応することになります。フレネル膜は大角度も矯正できますが、片目に細かく線が入ったレンズを貼ることになるので見た目に大きく影響がでます。当院ではフレネル膜の処方は行っておりませんので、必要であれば大学病院などへご紹介させていただく場合がございます。
3、プリズム眼鏡の処方
プリズム眼鏡の処方にあたっては、視力検査、立体視検査、斜視角の測定、必要なプリズム度数を決定するなど専門的な検査が必要になるため、お悩みの場合はお気軽に“長谷川Drの外来”にて当院にご相談下さい。
上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
無断での記事転載はご遠慮ください。
本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください



