グリーンレーザー光凝固装置
グリーンレーザー光凝固装置のご案内です。
光エネルギーを用いて網膜周辺部や黄斑部の蛋白凝固や虹彩切開を行い、眼底疾患や緑内障を治療する機械です。
高額療養費制度について
高額療養費制度とは、高額な医療費による負担を軽くするために、医療費の一部負担額が自己負担限度額を超えた場合に、超えた分の払い戻しを受けられる制度です。
高額療養費の払い戻しを受けるには申請が必要です。
申請について
加入されている保険者に申請します。
・国民健康保険…市区町村の担当窓口。
・その他…加入している健康保険の窓口。(社会保険事務所、健康保険組合や共済組合など)
保険証に記載されていますので、ご確認ください。
まずは、どのように申請すればよいのかを問い合わせてみるところからはじめてください。
お客様の年齢・所得によって自己負担の限度額は異なります。
虹彩切開
虹彩切開(LI)とは、レーザーを虹彩に照射することによって、穴をあける手術法です。虹彩に孔をあけ、房水の流れをよくします。虹彩切開は、
閉塞隅角緑内障における主要な手術となっています。
閉塞隅角緑内障では、虹彩と水晶体の間がせまくなっているため、房水の流れがわるく、とどこおりがちです。その結果、房水の圧力が虹彩を前方(角膜の方)に押すような形になり、排出口である隅角をふさいでしまいます。
これが眼圧が上昇する原因です。年齢をかさねると、水晶体が大きくなってくるために、なおさら房水の流れがわるくなります。
レーザー虹彩切開術によって虹彩をレーザーで穴をあけて,閉塞を予防したり,発作時には閉塞を解除して眼圧を低下させます。
黄斑部(眼底写真)
黄斑とは、眼底のほぼ中央に位置する黄褐色の部分を指します。黄斑には、錐体細胞が密集しています。そして、錐体細胞以外の組織は極端に少なく、とくに黄斑の中心0.4ミリメートルの中心窩には、血管さえ存在しないほどです。これは、黄斑には光を遮るものがほとんどないことを意味し、この特殊な構造が、錐体細胞が密集していることと相まって、高い視力を作り出しているのです。
費用について
種類 |
1割負担の方 |
3割負担の方 |
網膜光凝固術(通常のもの) |
10,020円 |
15,960円 |
網膜光凝固術(その他特殊なもの・一連につき) |
30,060円 |
47,880円 |
・上記以外に当日の診察料・検査料・処方箋料等の自己負担分は別途必要です。
・その他特殊なものとは「網膜剥離裂孔」「円板状黄斑変性症(滲出性加齢黄斑変性・血管新生黄斑症)」「網膜中心静脈閉鎖症による黄班浮腫」「類嚢胞黄班浮腫」「未熟児網膜症に対する網膜光凝固術」「糖尿病性網膜症に対する汎光凝固術」が対象になります。
・上記は片眼のみの費用です。糖尿病網膜症などで同一眼に複数回にわけて施術をおこなう場合、一連のものとして取り扱われるので、1回で終了しても複数回にわけても施術費用の総額はかわりません。
医師のご紹介
院長新川 恭浩(日本眼科学会認定 眼科専門医)
所属学会
日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
資格
眼科PDT認定医(
PDT認定医とは/
認定医一覧 )、身体障害者福祉法第15条に基づく指定医
経歴
平成13年 熊本大学医学部卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~新宿東口眼科医院 勤務
平成27年9月 新宿東口眼科医院 院長 就任
掲載インタビュー
常勤医師長谷川 二三代(日本眼科学会認定 眼科専門医)
視能訓練士(常勤4名/非常勤3名)、看護師(常勤1名/非常勤4名)