262:遠近両用メガネの仕組みと使い方
こんにちは。新宿東口眼科医院です。 段々と寒さが厳しくがなってきておりますので、体調を崩されないようお体ご自愛下さい。 今回のテーマは『遠近両用メガネの仕組みと使い方』です。 1)遠近両用メガネとは 遠近両用メガネには、遠用部(遠くの度数)、近用部(近くの度数)、中間部(それを繋ぐ度数)があります。中間部は連続的に度数が変化しているエリアで累進帯とも言います。1枚のレンズで度数が変わるので、必ず「歪み(ぼやけたり歪んで見えたりする部分)」が発生します。この歪みをどう抑えてクリアな部分を確保するか、各レンズメーカーがレンズ設計を競っているポイントです。具体的には、視線の通る縦のエリアは出来るだけクリアな視界にし、あまり視線が行かない横のエリアに歪みを持っていきます。