円錐角膜の治療方法 | 新宿駅東口徒歩1分の眼科|新宿東口眼科医院
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402:円錐角膜の治療方法

こんにちは。新宿東口眼科医院です。 今回のテーマは「円錐角膜の治療方法」です。 ◆円錐角膜とは 円錐角膜とは角膜(角膜)が薄くなり、中心部分が円錐状に突出してくる病気です。 円錐角膜の原因についてはよくわかっていませんが、きっかけとして考えられることとしては、ホルモンの変化、遺伝、眼をこするクセ、コンタクトレンズが合っていなかったこと、などが挙げられます。 初期段階では、乱視の発生と診断されることが多く、メガネやコンタクトレンズで視力を矯正できるため円錐角膜であると気付かないケースが多いのが現状です。しかし、さらに症状が進行し角膜の突出が強くなると、角膜形状が原因でコンタクトレンズの装用も困難になります。また、薄くなった部分とコンタクトレンズが擦れることで激しい痛みが起こることがあります。症状がさらに進行すると、コンタクトレンズでの視力矯正もできなくなり、角膜移植を必要とする場合があります。円錐角膜を放置しておくと、角膜の薄くなった部分が破れ、最悪の場合は失明に至るおそれがありますので、適切な治療を行うことが重要です。 ◆治療方法 【コンタクトレンズでの治療】 ・通常のハードコンタクトレンズによる視力矯正 ・ピギーバッグによる視力矯正 ソフトコンタクトレンズを装用した上からハードコンタクトレンズを装用して2枚のレンズで矯正する方法 ・円錐角膜用のハードコンタクトレンズによる視力矯正 当院では、ローズK2という種類のレンズを処方しています。 【手術での治療】 ・角膜クロスリンキング 角膜にビタミンB2を点眼しながら、紫外線Aを照射することで角膜の強度を上げて進行を抑える治療法です。 ・角膜内リング 角膜内に半月状の薄いプレートを挿入して、角膜の突出した部分の形状を平らにすることで近視・乱視を軽減させる治療法です。円錐角膜の進行を抑える効果があります。 ・角膜移植 コンタクトレンズが装用できない場合や、眼鏡やコンタクトレンズでは視力を矯正できない場合など、重度の方は角膜移植が必要になります。国内ではアイバンクに登録し、ドナーが見つかれば移植手術を受けることができます。その場合、通常1年前後かかります。また、角膜を輸入する方法や海外で角膜移植を受ける方法もあります。この場合、ほとんど待たずに手術を受けることができます。 ●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。 ●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。 ●無断での記事転載はご遠慮ください。 ●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当ては りません。 ※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。

診療時間

新宿東口眼科医院は、12/31~1/3を除き年中無休で診察しております。
休日(土曜/日曜/祝日)も診療している一般眼科です。
月~金 日・祝
11:30-13:45
15:00-19:30
=11:00-13:45/=15:00-19:00
=11:00-18:00(昼休みなし)
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アクセス

TEL 03-5363-0507
住所 東京都新宿区新宿3-25-1 ヒューリック新宿ビル9階
最寄り駅 JR新宿駅東口 徒歩1分
丸の内線新宿駅B11出口
新宿東口眼科医院は新宿東口スタジオアルタから3軒目、1階にauが入っているビル9Fにあります。
1Fみずほ銀行新宿支店左脇にビル入口があります(地下鉄B11出口直結)。
ビル入口は休日(土曜、日曜、祝日)でも開いています。
1Fビル入口からエントランスホールを直進すると、自動ドアの奥にエレベータホールがあります。
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