ルテインの効果 | 新宿駅東口徒歩1分の眼科|新宿東口眼科医院
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299:ルテインの効果

こんにちは、新宿東口眼科医院です。暑い日が続きますね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回のテーマは「ルテインの効果」についてです。

 

(1)ルテインとはほうれん草などの緑黄色野菜に多く含まれる成分です。眼では黄斑部というころと、水晶体というところにルテインが集中しています。
(2)水晶体のルテインの働きとして、青色光を吸収する働きがあります。最近はLED液晶ディスプレイが多くなってきていますがLED液晶ディスプレイには青色光の成分が多いため、長時間作業すると、眼への負担が大きくなると言われています。そのため水晶体のルテインが少なくなると青色光を吸収する働きが弱まり、より疲れやすくなる恐れがあります。
またそれだけでなく、ルテインには水晶体のたんぱく質の酸化を防ぐ働きがあり、白内障を予防します。白内障の原因のひとつとして、酸化ストレス、代謝障害、環境因子などがあります。酸化ストレスとは、酸化反応によって引き起こされる生体にとって有害な反応のことであり、ルテインによりこの酸化ストレスを予防することができると考えられています。

 

(3)黄斑部の疾患に加齢黄斑変性というものがあります。加齢黄斑変性の発生の原因として、加齢、高血圧、遺伝子、そして酸化ストレスがあります。この酸化ストレスによる原因を軽減させる成分としてルテインが期待されます。加齢黄斑変性の症状としては物がゆがんでみえる、視力が低下する、物の中心がみえにくくなるなどがあります。このような症状に気が付いたら、すぐに眼科にかかることをおすすめします。

 

(4)ではどのようにルテインを摂取するべきなのでしょうか。ルテインの推奨摂取量は一日6mgといわれています。もちろんほうれん草などの緑黄色野菜を食べることが望ましいのですが、6mgを摂取するためにはほうれん草3分の1束を食べなければいけません。毎日この量を食べるのは大変なのでサプリメントを利用すると良いでしょう。ただし、過剰摂取による副作用も報告されており、石油を原料とした合成ルテインは目の痒みや腫れ、咳、喘息などの症状が起こる危険性もありますので摂取量には注意しましょう。また、サプリメントの中には他の栄養素が含まれているものもあるので、それらの成分においても過剰摂取に注意する必要があります。

 

★当院の併設のJコンタクトでは
ルテインを含むサプリメント
「サンテルタックス15」(\4,830)「サンテルタックス20」(\3,990)
を取り扱っております。サンテルタックスをご希望の場合は医師にご相談ください。
サプリメントをうまく利用し、健康な眼を維持していきましょう。

 

 

●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※ すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。


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