緑内障の種類 | 新宿駅東口徒歩1分の眼科|新宿東口眼科医院
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388:緑内障の種類

こんにちは、新宿東口眼科医院です。
そろそろ梅雨の季節ですね、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回のテーマは 「緑内障の種類」 です。

緑内障という病気は、眼圧が上昇する原因によって、原発緑内障、発達緑内障(先天緑内障)、続発緑内障という3つに大きく分けられます。
■ 原発緑内障
原発緑内障はさらに以下の2つに分けられます。

1)原発開放隅角緑内障
房水(角膜と水晶体の間にある水)の出口である隅角の線維柱帯という所が目詰まりし、房水が上手く排出されないため、眼圧が上昇し緑内障になるものをいいます。このうち、眼圧が正常値(10~21mmHg)にも関わらず緑内障であるものを、正常眼圧緑内障といいます。正常眼圧緑内障は、日本で最も多い緑内障の型です。40歳以上の20人に1人が緑内障といわれていますが、そのうちの多くが正常眼圧緑内障といわれています。

2)原発閉塞隅角緑内障
隅角が狭くなり塞がって、房水の流れが妨げられて、眼圧が上昇して緑内障になるものをいいます。慢性型と急性型があり、急性型は一般的に急性緑内障発作といいます。急性発作が起こると、眼圧が60~80mmHgに上昇するため、激しい目の痛み、頭痛、吐き気などの症状が出ます。この急性緑内障発作は、50歳以上の遠視の女性に高頻度でみられます。

(※「原発」というのは、「他の病気のためではなく、その部位で最初に発症すること」という意味です。)

 

■ 先天緑内障 ( 発達緑内障 )
生まれつき隅角に異常があり、房水の排出が上手くできず、眼圧が上昇し緑内障になるものをいいます。子どもは目の組織が柔らかいため、眼圧が高くなると眼球(とくに角膜)が伸びて大きくなり、俗に「牛眼」と呼ばれます。

発達緑内障は成長過程に発症するものをいいます。ほとんどが生後1年以内に発症し、先天緑内障とされている場合が多いようです。 生まれたばかりの時にはまだ異常がわからず、異常だと認められなくても、それから数年以内に隅角の発達に対しての異常が認められる場合には、やはり眼圧が上昇していき、発達緑内障であると診断されます。このような子どもの早発型発達緑内障発症の頻度というのは、日本ではだいたい十万人に一人程度です。

 

■ 続発緑内障
目の外傷、目の炎症(ぶどう膜炎など)、全身疾患(糖尿病など)、副腎皮質ホルモン剤(ステロイド剤)の使用などにより、眼圧が上昇して発症する緑内障のことをいいます。開放隅角形と閉塞隅角型があります。

●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。


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