アイメイクによる目の疾患 | 新宿駅東口徒歩1分の眼科|新宿東口眼科医院
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613:アイメイクによる目の疾患

こんにちは。新宿東口眼科医院です。

秋風が立ちはじめ、しのぎやすい頃となりました。

皆様いかがお過ごしでしょうか?

今週のテーマは「アイメイクによる目の疾患」です。

 

多くの女性は、毎日のようにお化粧をしています。特にアイメイクを念入りにする方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。

今号では、アイメイクによる目の疾患について、お伝えいたします。

 

 

霰粒腫(ものもらい)

まぶたの縁にあるマイボーム腺と呼ばれる脂肪の分泌腺がつまってしまい、脂肪のかたまりができることを霰粒腫といいます。

最近では、目をより大きく見せるために、粘膜部分にアイラインやアイシャドーを引かれる方がいらっしゃいますが、そうすると、まぶたの縁にあるマイボーム腺を塞いでしまい、霰粒腫になってしまう可能性につながります。

 

ドライアイ

ドライアイは、涙の量が足りなくなったり、涙の成分が変化したりすることによって、目の表面に傷がついてしまう病気を指します。

アイラインやアイシャドーなどを目の縁ギリギリに引いてしまうと、目を保護する油を出すマイボーム腺を塞いでしまうため、ドライアイの原因になります。

 

 

結膜炎

結膜は、白目を覆う透明な膜のことで、炎症を起こしやすい組織です。

時には、化粧品の中に入っているアレルゲンが、結膜にアレルギーの炎症反応を引き起こすことがあります。

例えば、まつ毛エクステに使用する接着剤が体質に合わなかったり、目に入ってしまったりすると、結膜炎を引き起こす可能性があります。

 

角膜潰瘍

角膜潰瘍とは、角膜の表面だけでなく、その奥にまで傷が出来ている状態を指します。

例えば、マスカラなどの先端で、角膜を強く擦ってしまうと、傷がつき、時には視力低下を引き起こすことがあります。

角膜の表面は、少し傷がついても自然回復することが期待できますが、角膜潰瘍になってしまうと、場合によっては、傷がそのまま残ってしまう可能性があります。

 

アイメイクを行う際の注意点

アイラインやアイシャドーを引く際は、マイボーム腺を塞がないよう、目の縁ギリギリに化粧品が付かないようにしましょう。

また、ブラシなどが瞳に直接触れたりしないよう注意する必要があります。

化粧品等がご自身の体質に合わなかった場合、すぐに使用を中止し、症状がある場合は、病院を受診するようにしてください。

 

 

  • 一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
  • 無断での記事転載はご遠慮ください。
  • 本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。

※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。


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